出版社内容情報
熊野、高野…神仏、妖かしが巣食う和歌山県のご当地怪談
「和歌山は妖怪の木乃伊が多いんだよ」各地に鴉天狗や人魚、雷獣が… (「人魚の思い出」より)
幼い頃、和歌山の古寺に住んでいた大叔父に連れられて見た人魚の木乃伊――。ホラー作家・田辺青蛙が、原体験から手繰り寄せた紀州・和歌山の怪異奇譚の数々!
・印南町にきた行商人から買った肉を食べ…「旅商人の肉」
・ある日突然、庭先に転がる何百もの蜜柑「みかんの神」
・瓶詰になった怪しい代物「妖怪を売る男」
・分厚いアルバムが落ちていて中身を見ると…「虫喰岩」
・登山道にあるたくさんの能面、そして現れた女が…「面の森」
そして、熊野街道を辿り紀南へ修行に来ていた陰陽師・安倍晴明の伝説とは!
海と山に囲まれ様々な妖怪や不思議が息づく和歌山、魅惑の裏ガイド!
内容説明
幼い頃、和歌山の古寺に住んでいた大叔父に連れられて見た人魚の木乃伊―。ホラー作家・田辺青蛙が、原体験から手繰り寄せた紀州・和歌山の怪異奇譚の数々!印南町にきた行商人から買った肉を食べ…「旅商人の肉」、ある日突然、庭先に転がる何百もの蜜柑「みかんの神」、瓶詰になった怪しい代物「妖怪を売る男」、分厚いアルバムが落ちていて中身を見ると…「虫喰岩」、登山道にあるたくさんの能面、そして現れた女が…「面の森」、そして、熊野街道を辿り紀南へ修行に来ていた陰陽師・安倍晴明の伝説とは!海と山に囲まれ様々な妖怪や不思議が息づく和歌山、魅惑の裏ガイド!
目次
人魚の思い出―(九度山町)
妖怪の瓶詰―(田辺市)
旅商人の肉―(印南町)
七に纏わる話―(和歌山各地)
ゴランボ―(田辺市)
赤耳―(那智勝浦町)
赤い腕―(和歌山各地)
牛鬼―(すさみ町他)
牛の首―(和歌山各地)
オメキ―(田辺市)
紙漉きの姉妹―(新宮市)
魂の入れ替わり―(田辺市)
ぶつぶつ川―(那智勝浦町)
鯨のねがい―(太地町)
名手川の鬼火―(紀の川市)
地獄の釜―(串本町)
補陀落の海―(紀伊半島南端)
みかんの神―(海南市)
妖怪を売る男―(海南市)
大石順教尼の掛け軸―(九度山町)〔ほか〕
著者等紹介
田辺青蛙[タナベセイア]
『生き屏風』で日本ホラー小説大賞短編賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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