竹書房文庫<br> 実話怪談 怪奇島

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竹書房文庫
実話怪談 怪奇島

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801935365
  • NDC分類 147
  • Cコード C0193

出版社内容情報

主家の正妻にいびり殺された美貌の奴隷、イマジョ。
遺族は彼女の墓に竹を逆さに刺し、呪詛の念を唱えた。 
「呪え。祟れ。仇をとれ……」
やがて娘は甦り、すべてを根絶やしにしていく……

その名を口にしただけで祟られる!
最恐の怨霊「イマジョ」他、奄美・琉球のマジムンを大特集。
余所者にはわからない掟や禁忌の場所が存在する日本の中の異界、島
全国28島の本当にあった怖い話を大紹介!


踏み入れてはらなぬ禁域――村より怖い島怪談!
【粟島】近海に浮かぶ恐怖のいかだ
【伊豆大島】人格を変えてしまう宿
【三宅島】雄山に浮かぶ赤い火の玉
【神津島】二十五日様の禁忌
【父島】海岸を彷徨う幽霊の足
【硫黄島】消える水筒の水
【答志島】不気味な数え歌の真相
【犬島】六つ目の化け猫の怪
【情島】奇怪な七不思議伝説
【向島】煮干しを仏壇に供える理由
【高島】すすり泣くお伊勢岩
【志々島】ご神木の祟り
【奄美大島】口にしてはならぬ名前
【久高島】悪夢を呼ぶ流木
【宮古島】来訪神パーントゥの呪い
【与那国島】口減らしの崖の祟り
【壱岐島】荷物に紛れ込む傷人形
【屋久島】森に現れる光るシカ
他、タブーを覗き見る全28島の恐怖譚!

内容説明

隔絶された世界。村を超える戦慄の“実録”島怪談!同じ日本でありながら独自の文化を持つ異界、島。土俗的な風習や宗教観が色濃く残る島には、余所者にはわからない掟や禁忌の場所が存在する。本書は、奄美と琉球の怪奇伝承を大特集。マジムンと呼ばれる土着の悪霊・妖怪の正体に迫るほか、本土とは一線を画す日本各地の島怪談を収録。島内外の者が体験した恐怖の一部始終、不気味な怪現象の数々を記録した全28島の実話怪談!

目次

第1章 奄美と琉球―マジムンたちの怪奇伝承(奄美と琉球国;マジムンとマブイ;奄美と琉球を結ぶ存在 ユタ ほか)
第2章 島怪談ルポルタージュ 祝祭の島々―奄美群島(奄美の語源とは;奄美大島の祭礼、そしてユタ;シマとは ほか)
第3章 全国“実録”島怪談―本当にあった日本の島の怖い話(粟島 浮き物(新潟県)(月の砂漠)
雄島 深夜の雄島(福井県)(撞木)
伊豆大島 変貌(東京都)(夕暮怪雨) ほか)

著者等紹介

小原猛[コハラタケシ]
沖縄に語り継がれる怪談や民話、伝承の蒐集などの活動をしている

久田樹生[ヒサダタツキ]
1972年生まれ。映画、テレビ、ラジオ作品などのノベライズ、実録怪異ルポなど多方面で活躍中

月の砂漠[ツキノサバク]
血圧高めで恐妻家の放送作家。大学で佐々木喜善や柳田國男の民俗学に触れて以来、東北を中心に日本各地の怪奇伝承を蒐集、個人的に研究し続けている。第四回「上方落語台本大賞」で大賞受賞

濱幸成[ハマユキナリ]
1989年福岡県生まれ。怪談作家、心霊探検家。国内外で千箇所を超える心霊スポットの探索と、世界の怪談蒐集を行っている

夕暮怪雨[ユウグレカイウ]
怪談好きの書店員。執筆業の父と漫画家・伊藤潤二から大きく影響を受ける。YouTubeにて夕暮兄弟名義、弟の血雨と怪談朗読動画を配信

戸神重明[トガミシゲアキ]
群馬県出身。主な著書に「怪談標本箱」シリーズ、「いきもの怪談 呪鳴』など

撞木[シュモク]
群馬県出身。元タウン誌記者

影絵草子[カゲエゾウシ]
十代から実話怪談を蒐集し数にして千以上、現代怪談から土着風習など幅広く語り活字にする活動を七年続けている

筆者[フデモノ]
ウェブ作家として幅広いジャンルにて執筆し、かつ小説講座や投稿サイトなども運営していた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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あたびー

36
表題の通り、島を舞台にした怪談集だが、奄美・沖縄については妖怪や伝承など民俗学的な話題についても触れている。この夏Netflixで「忌怪島」と言う、悲劇の主人公となった女性を題材にしたホラーを見たが、その元話も解説されている。小原さんの本は沢山読んだので沖縄のことは色々読んだことがあったけれども、奄美のことは寡聞であり、触発されてこの本で紹介されていた「南島雑話」も購入した。その他伊豆諸島など日本各地の島嶼地域の実話怪談が収録されている。2024/01/05

27
タイトル通り。色んな島に関する怪談と沖縄の妖怪などの解説あり。 2023/06/06

ネムコ

24
沖縄怪談の小原猛氏の名前につられて購入。日本にはたくさんの島があり、島固有の文化が息づいている。その風土に育まれた徒花が怪談である。そこに暮らす人々が何を恐れ、何に怒るかが伝わってくる。一番印象深かったのは人の人格を変えてしまう民宿の話。荒くれ者が一晩で品行方正な性格に変わる。そこに子供を連れて行く親は酷いとは思うが、そんな親に「仕方がないよね」と言ってしまいそうな自分もいる。私の中にも鬼がいる。2023/06/18

澤水月

13
奄美大島のイマジョやカンツメ哀話(に潜む奴隷制の闇)という大ネタを2人の主著者がそれぞれ綴り興味深い。久高(岡本太郎も訪れた神様の島)、宮古など琉球弧だけでなく伊豆などの島も。神津島「二十五日様」は偶然最近読んだ釣り人怪談本「海之怪」にもありガチだ!と震える。地誌と現代の聞き取り、また新たな書き手による真摯さ伺える良書。旅路で読み終え風情高まった(読了は仙台で、6/5。被災地を目にした衝撃で書き遅れ)2023/06/08

qoop

5
映画との連動企画なのだろう、タイミング勝負であることが(急いで仕上げたと)伝わる構成だが、小原猛・久田樹生両氏の実話怪談は出色。2023/09/03

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