出版社内容情報
令和、甲子園最多勝!
甲子園の直近3大会で、
準優勝一度、ベスト4二度。
チームがひとつになることで、
令和以降、甲子園最多勝利を誇る近江の、
選手主導型チーム育成論!
著者は、以下のように述べています。
高校野球の指導に携わって40年。近年感じるのは、選手が主体的に考えて野球や日々の練習に取り組むことの重要性だ。「自分は甲子園で、こういう野球がしたい」「それをみんなに浸透させるんだ」という強い意志を持った選手が集団を引っ張っている時のチームは強い。
そんな精神的支柱のような存在が近江にはかつて何人かいて、それがチームとしての歴史を作り、100回大会以降の甲子園での好結果へとつながっているように思う。
チームを強くする上で、野球の技術、体力のレベルアップは必須であるが、それと同じくらい、いやそれ以上に選手各々の人間性を磨き、チームの一体感を高めていくことが重要だといえよう。指導者としての経験を積めば積むほど、私はその思いを強くしている――本文より
■目次
第1章 近江はいかにして常勝軍団となったのか
みなさんの記憶に残るような試合をしよう~智辯和歌山戦から学んだこと~/
大阪桐蔭に勝った2021年の夏~弱かったチームが甲子園でベスト4進出~ほか
第2章 生い立ちと今、監督兼副校長として
高校の2年半で監督が3人交代~大人の都合で選手たちが振り回されることがあってはならない~ /副校長という大役を務めつつ、監督の務めも果たす ほか
第3章 チームを一体化するための多賀流指導論
子どもと大人が一体となったチーム作り~最後の夏はその総合力が試される~/「気配り、目配り、心配り」の重要性~野球部の宝は社会に出ても宝となる~ほか
第4章 好投手の条件~真のエースとは~
好投手の条件~好不調の波を小さくする投げ方~/継投策を用いるなら、最終回はエースに任せたい~絶対的エース・山田の優れていたポイント~ほか
第5章 一体となるための近江の練習と戦術
好球必打の神髄~球種ではなく、高さでボールを待つ~/強豪校との練習試合は学びの宝庫 ほか
第6章 滋賀県勢初の全国制覇を目指して
滋賀県勢初の全国制覇を成し遂げるために~「4本の柱」が揃えば日本一になれる~/大阪桐蔭に勝つ方法 ほか
内容説明
令和、甲子園最多勝。甲子園の直近3大会で、準優勝一度、ベスト4二度。チームがひとつになることで、令和以降、甲子園最多勝利を誇る近江の、選手主導型チーム育成論。
目次
第1章 近江はいかにして常勝軍団となったのか
第2章 生い立ちと今、監督兼副校長として
第3章 チームを一体化するための多賀流指導論
第4章 好投手の条件―真のエースとは
第5章 一体となるための近江の練習と戦術
第6章 滋賀県勢初の全国制覇を目指して
著者等紹介
多賀章仁[タガアキト]
1959年8月18日生。滋賀県彦根市出身。平安(現龍谷大平安)では内野手として活躍。龍谷大では捕手となり、高校野球の指導者を目指すようになる。1982年から龍谷大コーチ、翌1983年から近江に着任して社会科教諭兼野球部コーチとなる。その後、野球部部長を経て1989年に監督就任。1992年夏に監督として初の甲子園初出場を果たす。2002年からは副校長も兼務。甲子園は春夏通算21度出場して通算28勝。2001年夏と2022年春には準優勝も遂げている。教え子は、村西辰彦(元日本ハムファイターズ)、竹内和也(元西武ライオンズ)、烏脇信也(元オリックス・ブルーウェーブ)、木谷寿巳(元東北楽天ゴールデンイーグルス)、小熊凌祐(元中日ドラゴンズ)、植田海(阪神タイガース)、京山将弥(横浜DeNAベイスターズ)、土田龍空(中日ドラゴンズ)、北村恵吾(東京ヤクルトスワローズ)、林優樹(束北楽天ゴールデンイーグルス)、山田陽翔(埼玉西武ライオンズ)などブ口野球選手多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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