竹書房文庫 シグマフォースシリーズ 15<br> ウイルスの暗躍〈上〉

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竹書房文庫 シグマフォースシリーズ 15
ウイルスの暗躍〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 428p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801933736
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

生命を進化させた〝謎のウイルス〟が
いま――人類に終末をもたらす……

ベストセラー・シリーズ最新作!

この本はパンデミック小説ではない。だが、それよりもはるかに恐ろしい。
なぜか? その理由は、私が科学者たちから聞いたある警告にある。
〝ウイルスは、自然界に存在するものも、我々の体内に存在するものも、どちらも我々を変化させ、進化させてきたが、それを終えたわけではない。今も、その作業を続けている〟
――ジェームズ・ロリンズ


?科学的事実から──人類の進化の歴史と密接に絡み合うウイルスについて
 本書はウイルスの不思議な生態について――特に感染を引き起こすこの微小な構造体が、目には見えない広大なネットワークで地球上のあらゆる生命体を結びつけていることについて、深く掘り下げている。私がこの物語を書こうと思い立ったのは、「コロナウイルス」が現在の我々の時代精神の一部になるよりも、COVID-19が世界的なパンデミックとして拡散するよりも、ずっと前のことだった。感染症が世界を席巻している中で、この小説を完成させるべきなのだろうかと自問した。現実の世界がどんなフィクションの作品よりもはるかに恐ろしい(そして悲痛な)状況にある中で、致死性のウイルスについての物語を執筆するのは不遜の極みなのではないか、そう感じたのだ。しかも、この時期にそのような題材に取り組み、世界中が苦しみにあえいでいる中で疫病についてのフィクションをエンターテインメントの材料にしようとするのは、無神経なのではないかとも思った。読者の皆さんは本書を手にしているので、私の熟考がどのような結論に至ったのかはおわかりだろう。なぜこのような判断を下したのか? まず、私は以前の小説(『ダーウィンの警告』『モーセの災い』)でもパンデミックの脅威を扱った。本書の狙いは過去の作品と同じではない。この物語の着想は疫病そのものを扱おうというのではなく、その起源を――ウイルスの奇妙な生態をより深く見ていこうというものだった。それは読者にとって関心の高い題材なのではないかと思った――今だからこそ、取り組むべき重要なテーマと言えるかもしれない。


〈上巻・あらすじ〉
アフリカのコンゴ民主共和国のジャングルで奇病が発生、患者は無気力で無反応になる一方、感染した動物は攻撃的になり、人間を襲うという。調査のためアフリカに飛んだグレイ・ピアース隊長率いるシグマフォースの隊員たちは、謎の感染症の調査と、患者が発生した国連の支援キャンプから拉致された医師の捜索に当たる。だが、同じ一味と思われるグループに仲間を奪われてしまう。グレイはタッカー・ウェイン大尉と軍用犬ケインに医師たちの捜索を任せ、自分たちは感染症の原因となるウイルスの発生源とその治療法を探す。鍵を握るのはキリスト教の宣教師だったウィリアム・シェパード牧師と、伝説の「骨の王国」……しかし、この感染症を権力の拡大に利用しようと画策する人物がいた。

内容説明

アフリカのコンゴ民主共和国のジャングルで奇病が発生、患者は無気力で無反応になる一方、感染した動物は攻撃的になり、人間を襲うという。調査のためアフリカに飛んだグレイ・ピアーズ隊長率いるシグマフォースの隊員たちは、謎の感染症の調査と、患者が発生した国連の支援キャンプから拉致された医師の捜索に当たる。だが、同じ一味と思われるグループに仲間を奪われてしまう。グレイはタッカー・ウェイン大尉と軍用犬ケインに医師たちの捜索を任せ、自分たちは感染症の原因となるウイルスの発生源とその治療法を探す。鍵を握るのはキリスト教の宣教師だったウィリアム・シェパード牧師と、伝説の「骨の王国」…しかし、この感染症を権力の拡大に利用しようと画策する人物がいた。

著者等紹介

ロリンズ,ジェームズ[ロリンズ,ジェームズ] [Rollins,James]
1961年イリノイ州生まれ。1990年代後半から作家としての活動を始め、シリーズは十六作(『ウパールの悪魔』も含めると十七作)を数える。歴史的事実に基づきつつ、最新の研究成果や科学技術を取り入れて構成した緻密なストーリーには定評があり、アクションシーンの描写でもアメリカで一、二を争う作家との評価を得ている

桑田健[クワタタケシ]
1965年生まれ。東京外国語大学外国語学部英米語学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

97
超巨大ウィルス発生!タッカーとケインが合流し、コンゴの奥地で敵と戦う。今回は随分とスケールが小さくなって、まるでノンシリーズの様だった。今まで何か国も回るのがシリーズの特徴だったが、コンゴでジャングルに限られている。 2024/03/08

Richard Thornburg

33
感想:★★★★  シリーズ第15弾!  今回はおなじみのΣの面々+タッカー&ケインという豪華な布陣。  タイトルのとおりウイルスに関連する人類の危機なんだけど、なんせ相手は構造から目的まで何もわからない未知のウイルス。  しかもそのウイルスを媒介するのは、これまで無害であったあらゆる昆虫たちなのかもしれないというところが薄ら怖いです。2024/11/30

22
おぉ♪ケインとタッカーも参加の巻ですね、ケガなく終わって欲しいです。敵が敵だけに、ドキドキします。そしてコワルスキさん、発症されてしまった(T-T)そんな気配もなく行動されてますが。下巻に進みます。2023/02/25

秋良

20
今回はコンゴから始まるパンデミックと、それを悪用しようとする炭鉱王との戦い。細かいツッコミは置いといてタッカー&ケインとの再会が嬉しい。「地球が人間を排除するためにウイルスを変異させる」という考え方は地球に人格を与えていて感傷的にすぎるけど、今まで絶滅していった生物と同様、環境の変化に適応できず人間が絶滅することは多いにあり得ると思う。今のところはアクションも歴史的なうんちくも控えめ。下巻に期待。2023/03/15

Ryuya Matsumoto

8
タイムリーなテーマ。自然が人間を排除しようとするときにはウイルスを使うというような話にドキリとした。タッカー&ケインががっつり参加で嬉しい。セイチャンは今のところお休み。コワルスキが心配。2022/12/31

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