出版社内容情報
令和時代の新進気鋭の落語家新世代、五代目圓楽一門会の期待の星“三遊亭兼好”の自主興行独演会を2009年から12年に亘って取材した記録録音から、爆笑の時事ネタ・オープニングトークを厳選して、活字化。独演会では毎度パンフレットに近況報告のイラストを寄稿する筆達者の噺家でもあるので、イラストふんだんに使用して、ビジュアル的にも賑やかで楽しいまくら書籍を目指します。
三遊亭兼好の噺家としての特徴は、TVやネット等の媒体での露出は他の落語家同様控えめであるが、抜群の笑いを取る話芸の才能と、社会の時事ネタを笑いにかえる視線の面白さをベースに、二つ目時代から『五代目圓楽一門会』という弱小団体の所属であることを逆手にとって、自主興行の独演会を月一開催して、自らの手で贔屓の客を増やしていった。今では、自主興行の独演会のチケットはまず手に入らない存在で、会場販売のCDなどは一興行で10万円を超える売り上げを誇っている。
内容説明
三遊亭兼好の独演会は、時事ネタのスタンダップ・コメディでスタートします。自身の体験、家庭内の会話、楽屋のしょーもない話題から、日本の社会問題まで、壮大なスケールで贈る無駄話の数々!喋って喋って喋り倒します。爆笑の“立ち噺”をご勘能あれ!
目次
高齢者の呼称と新しい元号を考えてみました
天下りの言い方をかえよう
葉書の値上がりに、珍しく本気で怒ってみました
ガラケーからスマホにしてみました
わたしのスマホ、その後
わたしの財布を拾った人の行動を推理してみた
足立区の独立を企ててみました
インスタ映えとは?
貧乏ゆづるとは?
唐草模様のリュックサック〔ほか〕
著者等紹介
三遊亭兼好[サンユウテイケンコウ]
1970年1月11日生まれ、福島県会津若松市出身。92年、二松学舎大学文学部国文学科卒業。紙卸問屋、タウン誌記者、魚河岸で軽子(かるこ…魚を運ぶ人)を経て98年8月、妻子がありながら28歳で三遊亭好楽に入門し「好作」。98年10月、前座となる。2002年3月、二ツ目昇進「好二郎」。08年9月、真打に昇進し「兼好」。04年2月、第1回車力寄席グランドチャンピオン大会落語部門賞受賞。06年、07年、「にっかん飛切落語会」若手落語家表彰努力賞受賞。07年12月、「にっかん飛切落語会」奨励賞受賞。08年、林家彦六賞受賞。10年、国立演芸場花形演芸会銀賞受賞。11年、12年、国立演芸場花形演芸会金賞連続受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へへろ~本舗
猫の休日
kaz
まんまる
funkypunkyempty