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出版社内容情報
伝説的な映画版第1作の舞台裏がついにあきらかに。
「Star Trek: The Motion Picture: The Art and Visual Effects」待望の邦訳版!
制作に関わったスタッフたちへの取材と本邦初のヴィジュアル・アートや写真満載で贈る、
映画版「スター・トレック」究極のビジュアル・ブック。
カーク、スポック、マッコイなどおなじみの愛すべきクルーたち、映画版で初登場したアイリーア、デッカーなどの愛する登場人物たち。
劇場版であらたに作り直された数々の衣装、そしてダグラス・トランブル(『未知との遭遇』)とジョン・ダイクストラ(『スター・ウォーズ』)による、芸術的なまでに美しいヴィジュアル・エフェクト。
そのイメージを創り上げたヴィジュアル・アーティスト――シド・ミード、ラルフ・マッカリー、ロバート・エイブル、アンドリュー・プロバート、ケン・アダムスたち。
1966年から69年にわたって放映されたSFドラマシリーズ「スター・トレック(宇宙大作戦)」。
当時は視聴率がふるわずわずか3シーズンにて終了となった。
しかし、その後全米各地での再放送から多くのファンができ、彼らを〝トレッキー〟と呼ぶなど社会現象とまでなった。
この熱狂を受け、パラマウント映画は「スター・トレック」の〝復活〟を目論む。
当初は2時間のテレビスペシャルとして企画されたが、徐々に形を変え「映画」として制作することとなる。
多くの有名SF作家や脚本家・監督たちが関わるなか、最終的に指揮をとったのは『サウンド・オブ・ミュージック』『ウエスト・サイド物語』『アンドロメダ...』などの巨匠ロバート・ワイズ監督。
しかし、映画版の〝航海〟はすんなりとはいかず、多くのトラブル(特撮監督の交代、予算超過などなど)を抱えることとなる……
スター・トレック
Star Trek: The Motion Picture
監督:ロバート・ワイズ
脚本:ハロルド・リヴィングストン
原案:アラン・ディーン・フォスター
製作・原作:ジーン・ロッデンベリー
音楽:ジェリー・ゴールドスミス
撮影:リチャード・H・クライン
編集:トッド・C・ラムゼイ
全米配給:パラマウント映画
日本配給: CIC映画
全米公開日:1979年12月7日
日本公開日:1980年7月12日
内容説明
1979年に全米公開された劇場版『スター・トレック』は、個性的かつ愛すべき登場人物たち、記憶に残る衣装、そして見るたびに驚きをもたらす革新的な視覚効果で、40年間にわたって観客を魅了し続けた。この不朽の名作SF映画はいかにして製作されたのか?イメージを創り上げたヴィジュアル・アーティストたち―シド・ミード、ラルフ・マクォーリー、ロバート・エイブル、アンドリュー・プロバート、ケン・アダムスらによる、本邦初のヴィジュアル・アートや写真が満載。
目次
イントロダクション 発進中止―幻の企画となった『Planet of the Titans』と『Star Trek:Phase 2』
第1章 ワープ実験―ボブ・エイブル&アソシエイツ
第2章 改装―ダグラス・トランブルとジョン・ダイクストラ
第3章 “U.S.S.エンタープライズ”―進化を遂げる不朽の宇宙船
第4章 ストレンジ・ニュー・ワールズ―バルカン星の創造と地球のニュールック
第5章 ヴィジャーをデザンする
第6章 ヴィジャーの内部へ―消えた「記憶の壁」シークェンスとスポックの宇宙遊泳
第7章 ヴィジャーの神殿―明らかになるヴィジャーの起源
第8章 クリンゴン急襲―オープニング・シークェンス
第9章 よきはじまり―進化し続ける『スタートレック ザ・モーション・ピクチャー』
著者等紹介
ボンド,ジェフ[ボンド,ジェフ] [Bond,Jeff]
ロサンゼルス在住のフリーランスのライター、作家、雑誌編集者
コジッキ,ジーン[コジッキ,ジーン] [Kozicki,Gene]
視覚効果プロダクション・マネージャーとして30年以上の経験があり、現在は視覚効果アーカイヴ・コンサルタントをつとめる
有澤真庭[アリサワマニワ]
千葉県出身。アニメーター、編集者等を経て、現在は翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。