出版社内容情報
「逃げないでくれ。わたしを受け入れて欲しい」
有能軍人皇帝×不遇の王女
手紙が結ぶ不器用な恋…心優しき薄幸の王女は美しき皇帝陛下に愛を乞われる。
デラルトンの若き皇帝、キャメロンに和平の証として輿入れしたジュリエット。
正式な王女でありながら正妃である義母からうとまれて不遇な生活を送っていた彼女は、
美貌で有能な皇帝に優しく愛され、とまどいつつも溺れていく。
「夫として君のそういった部分をじっくりと撫で、触れて称える義務がある」
男らしく誠実なキャメロンに心身ともに惹かれるジュリエットだが、
ある時を境としてキャメロンが妙に彼女を避け始め―――!?
内容説明
デラルトンの若き皇帝、キャメロンに和平の証として輿入れしたジュリエット。正式な王女でありながら正妃である義母からうとまれて不遇な生活を送っていた彼女は、美貌で有能な皇帝に優しく愛され、とまどいつつも溺れていく。「夫として君のそういった部分をじっくりと撫で、触れて称える義務がある」男らしく誠実なキャメロンに心身ともに惹かれるジュリエットだが、ある時を境としてキャメロンが妙に彼女を避け始め―!?有能軍人皇帝×不遇の王女。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜
5
第二妃の子であること疎まれ辺境の森の近くで暮らす王女ヒロイン。キノコを探しに森に入ったら、古木に手紙があるのを見つけ、返事を出すことに。それから古木をはさんだ文通が数年続くが、父王に突如呼び出され長く戦争を続けていた帝国皇帝に嫁ぐことに。まぁその皇帝が文通相手なんだけど。向こうはそれを知ってヒロインを迎えたけど、ヒロインは知らないからその当たりですれ違いが発生して~という感じ。会話の重要性を思い知らされるわ。内容は薄くこのレーベルらしくRメインという感じ。最後のゴタゴタも一瞬で片づくし基本エロだわね。2022/02/12
hallelujah
4
KU本/冷遇され辺境でひっそりと暮らしていたジュリエッタはある日敵国の武人の書いた手紙を見つける。文通を通じてCと名乗る武人と心を通わすようになったが、ある日敵国の国王との政略結婚を命じられ…/ヒロインとヒーローの心の寄せ合いに主軸を置いたストーリー。閨シーンが多いが、ヒーローが非常に紳士的で好き。描写も丁寧で良かった。個人的には2人のすれ違い、故国の暴走などはそこまで盛り上がりにはならなかったが、歩み寄っていく様の描写が多くて好きです2022/09/17
SAS
1
★★★☆☆2022/06/20
おまめ
1
うーん、ちょっと安直すぎ…と思ってしまったのと、誤解の件はそんなに必要なかったのではと思ってしまったかな。ヒロインの性格的なものもあるんだろうけど、自分の意見を伝えるのはとても大事だと思うから…。クリストファーの話聞きたくないとはいえ一方的なのも如何なものかと思ってしまったなぁ。さらっと読了。2022/03/01
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