選手主体の時短練習で花園へ―静岡聖光学院ラグビー部の部活改革

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選手主体の時短練習で花園へ―静岡聖光学院ラグビー部の部活改革

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784801928107
  • NDC分類 783.48
  • Cコード C0093

出版社内容情報

選手の自主性を育て、日本一魅力のあるチームを目指す
静岡聖光学院が志向する「新しい部活の形」

週3回、夏90分冬60分
短時間の効率的な練習と
選手自らが考え実行する「主体性」ラグビーで
2018、2019年2年連続花園出場!

練習は週3回、活動時間は60分~90分。夏休みは約30日オフ。年間約100日の練習。静岡聖光学院ラグビー部は、このような条件下で活動をしています。
 2016年、私が監督になり、2年連続で県大会決勝で敗退し、花園出場を逃してしまったのです。
 当時の私は、前任の先生方に倣い「チームをさらに進化させよう」「監督として、花園の地に立ちたい」という想いが強くなり、子どもたちではなく、自分が主役の指導をしていました。
 そのことに気がつき、就任3年目に取り組みを抜本的に見直すとともに、多くの指導者を訪ね、指導を仰ぎました。
 そして、ラグビーを通じてどんな人間になってほしいか。社会でどんな活躍をしてほしいかに、あらためて目を向けました。
「こうなってほしい」という理想の姿から逆算し、「その姿に近づけるには、どうすればいいのだろう?」と考え、指導のスタンスを大きく変えることにしました。
 ポイントになったのは、規律・自主性・主体性を明確に区別し、子どもたちの主体性を重視することです。その結果、彼らが生き生きとする姿が見られるようになり、2018年、2019年と花園出場を果たすことができました。
 私はラグビーを通じて主体性を養い、決断ができる「骨太ジェントルマン」になってほしいという強い想いを持っています。
 大多数の子どもたちはスポーツで得た経験をもとに、社会に羽ばたいていきます。大切なのは「スポーツを通じて、どのような力を身につけてほしいか」を、指導者が考えることではないでしょうか。
 この本には、凡人の私が取り組み、結果を出してきた指導法が書いてあります。
(「まえがき」より)

(内容構成)
第1章 「思考の質で勝つ」静岡聖光ラグビー部
第2章 主体性指導で花園へ
第3章 日本最北端での指導
第4章 部活動サミットで他競技から学ぶ
第5章 国際交流とエリート育成
第6章 中学生の指導
第7章 特別対談
中竹竜二(一般社団法人スポーツコーチングJapan代表理事)
畑喜美夫(一般社団法人ボトムアップパーソンズ協会代表理事)
【特別寄稿】
星野明宏(静岡聖光学院校長)

内容説明

静岡聖光学院が志向する新しい部活のカタチ。週3回、夏90分冬60分短時間の効率的な練習と選手自らが考え実行する「主体性」ラグビーで2018、2019年2年連続花園出場!

目次

第1章 「思考の質で勝つ」静岡聖光ラグビー部
第2章 主体性指導で花園へ
第3章 日本最北端での指導
第4章 部活動サミットで他競技から学ぶ
第5章 国際交流とエリート育成
第6章 中学生の指導
第7章 特別対談

著者等紹介

佐々木陽平[ササキヨウヘイ]
静岡聖光学院高校ラグビー部前監督。静岡聖光学院中学ラグビー部監督。1977年生まれ、北海道出身。英語教諭。教務部長兼国際交流部長。札幌西高でラグビーを始め、北海道教育大時代はキャプテンを務める。ポジションはSH。札幌南陵高で指導者としての第一歩を踏み出す。その後、羽幌高へ移動、13年北北海道大会準優勝。4年間指導した後、札幌厚別高へ。15年から聖光学院に赴任、ラグビー部の中高一貫指導ヘッドコーチ就任。16年から監督となり、18年、19年と「思考の質で勝つ選手主体のラグビー」で2大会連続静岡県大会を制し、花園に出場。これまで高校ジャパンのテクニカルコーチ、U-20日本代表のアナリストを担当。18年日本ラグビーフットボール協会ジャパンラグビーコーチングアワード「フロンティア」賞受賞。21年からは中高の統括、中学監督(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そうび

3
ざっくり読了。トップダウンでなくボトムアップを。練習でも試合でも選手が考える仕組みを。そのためには数値や動画、分析を用いて。一種目を通してどんなジェントルマンになるのか、ストーリーを作って。……すべては今すぐ真似できないけど、汎用性はあるなと思う。2022/12/26

Go Extreme

3
思考の質で勝つ静岡聖光ラグビー部:限られた時間で最大限の成果を出す かつては真逆の指導 トーク&フィックス スクラムの練習は年に10回ほど 役割を決める 時短練習の3つの柱 主体性指導で花園へ:トップダウンからボトムアップへ ハーフタイムに指示をしない 日本最北端での指導:カリスマのようにはできない 部活動サミットで他競技から学ぶ:部活動サミット 見学時の心構え ゲームリハーサル 勝つためのシナリオ 国際交流とエリート育成:ラグビーの精神を学ぶ 中学生の指導:ラグビーの楽しさを伝える 部活はやめてもいい2021/11/13

とろりんとう

2
週3回、夏90分、冬60分と圧倒的な短時間の効率的な練習と選手自らが考えて実行する主体性ラグビーで花園出場。その経緯やメソッド。当然、ラグビー以外のスポーツだけでなく、企業の組織運営にも使える内容。子供達がスポーツを楽しみ、そしてスポーツを通じた経験を社会で活かす。少子化や部活動離れ、様々な体験を考えれば、時短の主体性を活かした指導が良い。私の学生時代には無かったので、これを体験できる子供達は羨ましい。2023/07/02

亀山正喜

0
たまにはこういう本を読むのもいいと思った。新書は即効性があるなと実感。そして読みやすい。自分の仕事でも、トーク&フィックス使えるかな〜?小寺良一さんのこともチェックしよう。やっぱり自分はスポーツ好きだと再確認。2023/04/29

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