出版社内容情報
これは愛? それとも復讐?
反乱の英雄は、嫌われ王女を孕ませたい
実は王子な傭兵上がりの騎士団長×血なまぐさい噂の絶えない王女
〈あらすじ〉
「王女殿下との一夜を褒美としていただけないでしょうか?」。自分の侍女とその婚約者を惨殺した「殺人姫」と噂されるフィラントロピア王国の美しき王女ソニア。反乱の鎮圧に向かうことになった魔法騎士団の団長レオは、激励の宴の席で国王にソニアの体が欲しいと請い、許される。二人は三日三晩共に過ごすが、戦地に旅立ったレオは戻ってこなかった。しかし6年後、敵国の王となったレオがソニアの前に現れる。
内容説明
「王女殿下との一夜を褒美としていただけないでしょうか?」。自分の侍女とその婚約者を惨殺した「殺人姫」と噂されるフィラントロピア王国の美しき王女ソニア。反乱の鎮圧に向かうことになった魔法騎士団の団長レオは、激励の宴の席で国王にソニアの体が欲しいと請い、許される。二人は三日三晩共に過ごすが、戦地に旅立ったレオは戻ってこなかった。しかし6年後、敵国の王となったレオがソニアの前に現れる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サラン
16
★4 読了後時間経ってちょっとうろ覚え。でも思ったより深い話だった。戯れに臣下を殺す残酷姫と評判の悪い王女だが傭兵出身の騎士団長レオは王女に惹かれている。内紛制圧のため紛争地域へ向かうことになったレオは褒美として王女との一夜を望む。王女はある理由により感情を出さず必要以上に人と接触をしないのだが本当は国や国民を思う優しい女性。レオにはお約束の秘密があるが2人が再会するまでに6年の歳月が流れる。その間父王は行方知れずとなり国は侵略され王女はレオの子供を産んで1人健気に頑張って王女としての責任を果たして→2021/08/15
十六夜
6
魔法とかあるファンタジー作品だけど話の作りはなかなかミステリーなところもあって読み応えがある。いきなり人殺ししちゃったらしい王女ヒロインと、彼女に懸想していた騎士ヒーローがはち合わせる場面で不安感いっぱいだけど、ヒーローがめっちゃポジティブでヒロイン好き好きなので、そういう暗い雰囲気が吹き飛ばされる感じ。ヒーローもそうだけどヒロインもめっちゃいろいろ抱えているので、ようやくくっついたときはふたりの息子と一緒にほっとしたわ。周辺の人々も濃くおもしろく。二重スパイの彼がきちんと結婚して幸せになったか知りたい。2021/06/17
おもち
4
KU。父王がなんか好きだ。不器用だけどちゃんと愛情が感じられた。裏切りから再会まで6年は長すぎだと思う。2021/11/13
あきら
3
Kindle読み放題。異能設定とかTLものにしては凝ってて面白かった。ヒーローもヒロインもどちらも好感持てるし。タイトルがいかんと思うのですよ。番外編も良かった!2021/06/27