出版社内容情報
複数の書き手に自身の怪談を託してきた一人の女性がいる。
実話怪談の影の主役=体験者
伝説のネタ元と呼ばれた故R氏の形見怪談全35話収録!
実話怪談は話の提供者なくしては存在し得ない。いわば影の主役と言えよう。
その中でも伝説と言われた女性がいる。2015年に急逝したRさんその人である。
彼女の提供する話はどれも信憑性が高く、何よりハズレがない。つまり怖い。
自ら1冊書けるほどのネタを持ちながらも頑なに筆をとらず、信頼する複数の書き手に自身の体験を委ね、託してきた彼女の怪談を没後5年を機に1冊に纏めた。
生前発表の11作、没後発表の17作に加え、これまで未発表だった形見ネタの書き下ろし7話を追加した全35話。
怪と共に生きた一人の女性を極上の恐怖とともに知っていただければ幸いである。
内容説明
実話怪談の影の主役=体験者、伝説のネタ元と呼ばれた故R氏。彼女の怪談を没後5年を機に1冊に纏めた。生前発表の11作、没後発表の17作に加え、これまで未発表の形見ネタの書き下ろし7話を追加した全35話。
目次
慰霊の山―「極」怖い話 遺託
彼女の杞憂―「極」怖い話 遺託
御神木 二柱―「極」怖い話 地鎮災
井戸―「極」怖い話 地鎮災
ガチャガチャン―書き下ろし
お稲荷さん―恐怖箱 崩怪
3ナンバー―「極」怖い話 謝肉災
箱の上―書き下ろし
それは人には長すぎる―恐怖箱 坑怪
バニラ―きゅんたまScreaming〔ほか〕
著者等紹介
加藤一[カトウハジメ]
1967年静岡県生まれ。実話怪談シリーズ『「超」怖い話』四代目編著者として、冬版を担当。新人発掘を目的とした実話怪談コンテスト「超‐1」を企画主宰
神沼三平太[カミヌマサンペイタ]
神奈川県出身。いくつかの大学の非常勤講師の傍ら怪談蒐集と執筆を行う
ねこや堂[ネコヤドウ]
実話怪談著者発掘企画「超‐1」を経て恐怖箱シリーズ参戦
鈴堂雲雀[リンドウヒバリ]
北海道出身、職歴多数。2013年『恐怖箱 吼錆』(竹書房)にて単著デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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