目次
ライブ漂流記
レコードの可能性
疾風怒涛の試聴記
アナログとデジタル、そしてハイレゾ
スピーカーが一番大切
ハイレゾリューションを理解する
いざ購入へ
ハイレゾ狂想曲
著者等紹介
高橋矩彦[タカハシノリヒコ]
1947年岩手県生まれ。2輪用品制作会社に10年間勤務。以後デザイン会社スタジオタッククリエイティブを設立。2輪4輪関係の出版を開始する。BIG BIKE CRUISIN’、MONKEY CRUISIN’、VESPA!VIVACE誌等を創刊。最近はLETHER CRAFT誌を発刊する。興味のある主題だけを書籍にする一貫した方針で37年間編集作業を持続(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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qoop
7
市場のニッチ化に伴い青天井に高額化するオーディオ業界への批判という論旨は明快で賛同できるものの、論を展開できず同じ内容の繰り返しに終始。オーディオのカタログスペックを不明瞭と批判しながら、スペックの明瞭化を支持するのではなく主観に傾く辺り、結局そこか…と残念に感じた。また、結論ありきで異論認めず、論拠はネット某所を当たれ、ただし批判すべき部分は差っ引いて読め…と言われてもなぁ。論旨には賛同する部分も多々あるだけに、逆に辛い。あとやはり、編集と校正必須だな、と。2019/08/21
すうさん
5
最近私の中でオーディオ趣味が再燃していて、思わず購入した一冊。ずいぶんこの趣味から離れていたのでかなり時代遅れになってしまった。本書の著者も私と同じで、現代のオーディオ機器の値段の高騰に驚き、本当の自分の興味は「機械よりも音楽そのものだ」と確認するところは同じだ。「いいものとは」を追求した姿勢は、まさに「素人目線」の素晴らしさだ。アナログが復活してきているなかで、数字だけで判断できないものを追い求めることは、まさに時代に合致していると感じる。著者が購入した製品を一度自分の目で耳で感じたいと思った。2019/03/07