竹書房文庫<br> エレクトス・ウイルス〈下〉

個数:
電子版価格
¥935
  • 電書あり

竹書房文庫
エレクトス・ウイルス〈下〉

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月25日 15時54分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 303p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801923492
  • NDC分類 953
  • Cコード C0197

出版社内容情報

謎の退化促進ウィルスはヒトを、動物を、そして植物を退行させ続ける。人類に残された選択肢は共存か排除……ふたつにひとつしかない。

内容説明

“クルーガー・ウイルス”と名付けられた退化病菌は、ネズミを媒介してヒトからヒトへと感染し、世界の隅々まで浸食した。感染者はすでに十五万人に達し、このままでは五百万人に膨れ上がる可能性もあるという。その渦中にアンナの恋人である海洋生物学者ヤン・ルベルも感染し、エレクトスへと退化。病院に収容されてしまった。アンナはあらゆる手段を講じて厳重な監視下に置かれたヤンのもとにたどりつき、ヒトとしての記憶を呼び覚まそうと懸命に語りかけた。だが、彼がかすかに回復の兆しを見せたところでステファンに呼び出され、国連安全保障理事会に向かうことになる。ヒトとしての知性と理性を失った人々にどう対応すべきか?理事会では議論が紛糾していた。アンナは国連総会の場で、エレクトスを同じ人間として擁護すべきだと訴えたが、理事会は彼らを危険性の高い生物と判断。人間社会からの隔絶を決議する。フランスではパリの動物園が一時的な収容所となり、ヤンもそこに隔離されてしまう。だが、ヤンたちが暴動を起こして逃走し、市街地では多くの市民が犠牲となった。人々の不安と恐怖はピークに達し、民衆を“エレクトス狩り”へと駆り立てる。エレクトスと現生人類の“生存競争”は回避できない運命なのか―?自由を求めて牙を剥いたエレクトスの逆襲が始まる!!

著者等紹介

ミュレール,グザヴィエ[ミュレール,グザヴィエ] [M¨uller,Xavier]
フランス、ブルターニュ在住。『Les d´etectives de l’´etrange』でデビュー。物理学で博士号を獲得した知見をもって科学ジャーナリストとしても活躍する一方で、ふたりの子供の父親(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coolgang1957

35
ホモサピエンスが滅びなくて良かったね……という安易な感想では、あきませんね😑今のコロナの感染者が、この話のように排除されなかったけど、ひとつ間違えたら危ない気もする🤔それと、どこかの実験室から発生してなくて良かった。たかがSFやないかっていうより、想像力を働かせて、こんなことにならんようにしましょ☹️ /いつの時代もロシアは悪役から離れられません。というか、ロシアの小説読んだことないからかなぁ😅2020/10/16

寝猫

29
下巻は感染は世界中に拡大し、感染元の特定や、身近な人達ヘの感染、感染して変化したエレクトスをどうするかが書かれています。 ウイルスによって退化する世界なんて変わってるけど、こういう発想が小説の醍醐味でもありますよね。 色んな世界へ連れて行ってくれる作者さん達に感謝です。 個人的には中の恋愛がちょっと浮いてて入り込めなかったですが😅2022/10/02

Cinejazz

10
<クル-ガ-・ウイルス>と名付けられた新種のウイルスは、エボラ熱やエイズに匹敵する強い感染性病原菌であり、ヒトが感染すると先史時代の人類(ホモ・エレクトス)に退化することが明らかとなる。古生物化した動植物が世界各地で目撃され、ワクチン開発の目途が立たないなか、SNSで共鳴した自衛団組織による〝エレクトス狩り〟が頻発、自由を求めて牙を剥いたエレクトスと現生人類の生存競争が始まる・・・。 この小説の<クル-ガ-・ウイルス>を除き、逆進化の科学的事象は全て真実だと、著者(物理学博士)の覚書にある。 2021/07/29

KUMYAM@ミステリーとSFF推し

7
エンタメとしてとても面白く読んだけど、最後まできてみると、あの要素は必要だったの?と思うところもいくつか。2020/10/21

ナカユ〜、

2
いや、いるかいないかは置いといてだよ、イエティとかビッグフットとか聞くじゃない、ああいう人間に近い存在を国が(米国ね)肯定しないのは、存在を肯定しちゃうと人権が発生して山や森を開発できないから肯定しないんだってねw、さて、久しぶりのフランスSFで映像を意識し過ぎたとても読みやすい本、軽いジュラシックパークみたい、でも終わり方が好き、2024/01/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15714228
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。