出版社内容情報
速く走る二種類の方法、
ゴール前で抜かれる理由、
なぜドーピングは駄目なのか…
野性を解き放ち、
世界と戦った“闘技者”のみが
知る真実がここにある!
著者は、以下のように述べています。
この本には、末續慎吾というアスリートの感性・生き方の本質とその本性が
、ありのままのノンフィクションで書かれている。内容に関しては、決して万
人に当てはまるものではないし、理解されないこともあるかもしれない。
でも、それはそれで本という表現方法での伝え方であり、それも末續慎吾の
世界観だと言える。
これから表現するこの本は、僕そのものであり、アスリートそのものの本質
・本性でもある。走ることではない伝え方と関わり方で、僕がこの世界に感じ
たい温もりの形だ。
僕という情熱と意志をそのまま形にした――本文より
■目次
第1章 野性の走り~勝敗を分かつものとは?
AとBの違い~速く走る二種類の方法~/二刀流かけっこ~理論と野性の対極
的な走りの融合~/野性とキレの感性~理性では踏み込めない領域
~/100mと200mの違い~自己陶酔感とバランス感覚~/ゴール前で抜
かれる理由~孤独と孤高の違い~/勝敗が決する瞬間~いかに自然体でいられ
るか~
第2章 感覚の世界~イメージを具現化する力とは?
空間把握自動操縦モード~走る人間の磁場~/未知=進化、不・未知=退化~
知らない現実を楽しむ~/他の競技を結ぶ力~瞬間的な対応力が磨かれる~/
イメージを具現化する力~創造は挑戦から生まれる~/師弟の臨界点~言語化
することで壊れる感覚の世界~
第3章 五輪哲学~現代におけるスポーツの存在意義とは?
五輪哲学~不平等を乗り越えた先のフェアプレー精神~/なぜドーピングは駄
目なのか?~過ちが教訓となって生まれる赦し~/闘技者と競技者~プロ・ア
マの違いとは~/勝敗哲学~勝ち負けに囚われた奴隷からの脱却~
第4章 自由目標~根性、努力、目標の在り方とは?
夢や目標がなくなった時~多面的な球体として目標を捉える~/自由目標~縦
横無尽な目標概念~/日本産スポーツ~現代の専門家の資質~/努力と遊び~
無意味なことに時間を投じるという贅沢~/高齢者の自己実現~楽しく、自由
に、なりたい自分へ~
第5章 力の解放~アスリートが表現すべきこととは?
美しさと本能~自然体の中に存在する感動の源泉~/アスリートの表現~感情
的で情熱的な生のエネルギーの発射~/アスリートの押しつけ~自己を立体的
に進めていく力~/力の解放~イメージを先行させて夢に向かう~/第二次素
人~分からないからこそ、また前に進める~/アスリートの本質~一生懸命が
誰かを幸せにできる~
内容説明
速く走る二種類の方法、ゴール前で抜かれる理由、なぜドーピングは駄目なのか…。野性を解き放ち、世界と戦った“闘技者”のみが知る真実。
目次
第1章 野性の走り―勝敗を分かつものとは?(AとBの違い―速く走る二種類の方法;二刀流かけっこ―理論と野性の対極的な走りの融合 ほか)
第2章 感覚の世界―イメージを具現化する力とは?(空間把握自動操縦モード―走る人間の磁場;未知=進化、不・未知=退化―知らない現実を楽しむ ほか)
第3章 五輪哲学―現代におけるスポーツの存在意義とは?(五輪哲学―不平等を乗り越えた先のフェアプレー精神;なぜドーピングは駄目なのか?―過ちが教訓となって生まれる赦し ほか)
第4章 自由目標―根性、努力、目標の在り方とは?(夢や目標がなくなった時―多面的な球体として目標を捉える;自由目標―縦横無尽な目標概念 ほか)
第5章 力の解放―アスリートが表現すべきこととは?(美しさと本能―自然体の中に存在する感動の源泉;アスリートの表現―感情的で情熱的な生のエネルギーの発射 ほか)
著者等紹介
末續慎吾[スエツグシンゴ]
1980年6月2日生。熊本県出身。九州学院高校から東海大学、ミズノ、熊本陸上競技協会を経て、現在は自身のチーム「EAGLERUN」に所属。星槎大学特任准教授、アシックスジャパン・アドバイザリースタッフも兼任する。2003年の世界陸上パリ大会では、200mで日本人初の銅メダルを獲得。2000年シドニー、2004年アテネ、2008年北京と3大会連続で五輪に出場し、北京五輪では4×100mリレーで日本初の銀メダルを獲得。今でも現役選手として活動することで、新たなスポーツ界の在り方を提案しながら、後進の指導、陸上クラブ運営、講演会、オリジナルイベントの実施、メディア出演等、多岐にわたって活躍を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。