出版社内容情報
「お前のすべては俺だけが知ればいい」
意地悪皇弟殿下×考古学オタク
美貌の皇弟大佐との淫らで危険な合法的取引!?
考古学者のゾーイはバロガロス帝国と軍事協定を結ぶための通訳に抜擢される。
彼女を指名したのは相手国の皇弟で、かつて袖にしたヴァルゼスだった。
彼は滞在中にゾーイを口説き落とすという。
「俺を少しでも憐れだと思うのならお前に触れる権利をくれ」
跪いて懇願されある約束と引き換えに体を許してしまうゾーイ。
情熱に翻弄され乱れた一夜。
隠していた想いを自覚するも彼女にはヴァルゼスを受け入れられない事情があって!?
内容説明
考古学者のゾーイはバロガロス帝国と軍事協定を結ぶための通訳に抜擢される。彼女を指名したのは相手国の皇弟で、かつて袖にしたヴァルゼスだった。彼は滞在中にゾーイを口説き落とすという。「俺を少しでも憐れだと思うのならお前に触れる権利をくれ」跪いて懇願されある約束と引き換えに体を許してしまうゾーイ。情熱に翻弄され乱れた一夜。隠していた想いを自覚するも彼女にはヴァルゼスを受け入れられない事情があって!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陸抗
21
考古学者で平民のゾーイと、帝国の王弟ヴァルゼスの恋模様。皇帝に身分差を諭され、恋することさえ諦めたゾーイをヴァルゼスが追いかける。二人の恋路を国のゴタゴタが邪魔する形になるけれど、国の暗部を切除する形で大団円。でも、一番危険なのは皇帝だった…。この人の取扱い説明書、身内ほど必要なんじゃないかしら。2023/07/14
十六夜
6
考古学者なヒロインが隣国の使者を迎えるに当たって通訳に指名され、なんでわたしが?と思いながらも高額報酬ほしさに行ってみたら使者に留学してたとき友達以上恋人未満になったヒーローがいて、という感じ。自国の少年王の願いを叶えるためヒーローにお願いしに行き、聞き入れる代わりに抱かせろ、ってことでエロな関係になっていく。もともとヒロインもヒーローが好きだったからいざそういう関係になったらもう一直線よね。謎めいた犯人のその後ろにいたのも癖が強い人物だし、なんにせよこれからもヒロイン、ヒーローとも苦労していきそう苦笑2020/01/20
うえさん
5
割と好きな作者さん。考古学者のヒロインと、他国の皇弟なヒーローのお話。ヒーローがヒロインを全然諦めてないのが良い。作者さんらしく脇キャラのクセがすごい、というか一部病んでる?ショタ陛下にはぜひ頑張っていただきたい。KU2020/04/30