出版社内容情報
なんでもできてなんでも知っているおとうさんが崖から落ちて大ピンチ。おとうさんを助けるために頑張るぼのちゃん、シリーズ最新作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
23
ぼのぼのの幼児時代を描く『ぼのちゃん』。世界を発見するのが『ぼのぼの』のテーマだが、それは『ぼのちゃん』でも変わらない。この最新作では、お父さんを助けるために、ぼのちゃんが初めて一人で行動することになる。今まで、どれだけお父さんに頼って生きてきたか、自分がどれほど未熟で何もできないか、ぼのちゃんは思い知らされるのだ。途方にくれるぼのちゃんを助けるのが、タイトルにもあるやさしいラッコさん。その正体は……。ぼのちゃんは自分の未熟さを知ることで、それを補おうとするたくさんの仲間の存在を発見するのだ。2018/08/04
なつのおすすめあにめ
4
「強い子になってね、ぼのちゃん」でもう泣く。強く、生きていきましょう。2018/07/30
オジャオジャ
1
お父さんが怪我で動けなくなり己の無力さを思い知るぼのちゃん。それを密かに見守り支えて名も言わずに去っていく赤いラッコさん…………ベタだけどめちゃくちゃ泣ける。2020/11/28