内容説明
“真犯人”だと自白してきた死刑囚、チャールズ・モンゴメリーと妻のレジーナは、カネのために虚偽の証言をしていた。無実を裏づける唯一の根拠が失われたメルヴィンは再び手錠をかけられ、法廷に立たされる。ボガート捜査官の機転によって最悪の事態は回避したものの、彼が容疑者であることにかわりはない。捜査が一進一退を繰り返す最中、ダヴェンポートが誘拐されてしまう。犯行グループの目的は判然としないものの、デッカーはあることに気づく。一連の事件の動機と行動に一貫性がないのだ。それは犯行グループが複雑存在する可能性を示している。おそらく、メルヴィンを刑務所から出所させた者とそれを好ましく思わない者がいるのだ。だが、黒幕に辿りつくには手がかりがあまりにも少ない。それでもデッカーの特別な脳が謎を解く糸口をたぐりよせる。20年前のあの夜、メルヴィンの両親はなぜ死ななければならなかったのか?―そこに隠された真実が、すべての謎を解く鍵を握っていた。
著者等紹介
バルダッチ,デイヴィッド[バルダッチ,デイヴィッド] [Baldacci,David]
1960年アメリカ、バージニア州生まれ。バージニア大学ロースクール卒。ワシントンDCで9年間弁護士を務め、クリント・イーストウッド監督・主演で映画化された『目撃』(徳間書店)でデビュー
関麻衣子[セキマイコ]
千葉県生まれ。青山学院大学文学部卒。法律事務所勤務を経て英日翻訳者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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