竹書房文庫<br> 完全記憶探偵エイモス・デッカー ラストマイル〈下〉

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竹書房文庫
完全記憶探偵エイモス・デッカー ラストマイル〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 357p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801915022
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

“真犯人”だと自白してきた死刑囚、チャールズ・モンゴメリーと妻のレジーナは、カネのために虚偽の証言をしていた。無実を裏づける唯一の根拠が失われたメルヴィンは再び手錠をかけられ、法廷に立たされる。ボガート捜査官の機転によって最悪の事態は回避したものの、彼が容疑者であることにかわりはない。捜査が一進一退を繰り返す最中、ダヴェンポートが誘拐されてしまう。犯行グループの目的は判然としないものの、デッカーはあることに気づく。一連の事件の動機と行動に一貫性がないのだ。それは犯行グループが複雑存在する可能性を示している。おそらく、メルヴィンを刑務所から出所させた者とそれを好ましく思わない者がいるのだ。だが、黒幕に辿りつくには手がかりがあまりにも少ない。それでもデッカーの特別な脳が謎を解く糸口をたぐりよせる。20年前のあの夜、メルヴィンの両親はなぜ死ななければならなかったのか?―そこに隠された真実が、すべての謎を解く鍵を握っていた。

著者等紹介

バルダッチ,デイヴィッド[バルダッチ,デイヴィッド] [Baldacci,David]
1960年アメリカ、バージニア州生まれ。バージニア大学ロースクール卒。ワシントンDCで9年間弁護士を務め、クリント・イーストウッド監督・主演で映画化された『目撃』(徳間書店)でデビュー

関麻衣子[セキマイコ]
千葉県生まれ。青山学院大学文学部卒。法律事務所勤務を経て英日翻訳者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

momi

51
完全記憶探偵シリーズ第二弾!今作も面白かった!!愛があって、友情芽生える終わり方も良かった!!訳も読みやすく一気に読んでしまいます!事故で特殊な頭脳をもつようになった「デッカー」がFBI特別班チームのひとりとして任務に就くことになった!親殺しで20年服役した「マーズ」死刑を執行される直前になって別の人物が犯行を自白!マーズは何故親殺しの死刑囚にされたのか!?完璧な記憶力を持つデッカーが事件を追います!今後もデッカーの活躍に目が離せません!個性的なキャラクターたちに魅了されました!2018/07/12

あさうみ

51
良い!!面白かった!!初作を超える続編はなかなか見ないけど、これはゆうに超えたと思う!謎が解けたと思ったら綻び、人種問題や政治、さらに友情や親子愛、夫婦の愛に目が潤んでしまった…!読みやすく、上質なミステリー!シリーズ、お気に入りです。どうかこのまま続刊を刊行お願いします!!2018/06/16

ほちょこ

39
一気読み。あぁ勿体無いことをした!もっとじっくり読めばよかったと思わせる面白さ。実は上巻でコヤツは怪しいと目をつけていたのだが、そこからのくだりもグダグダにならずに、最後まで楽しめた。次作、楽しみ。2018/07/02

しゃお

35
完全記憶を持つデッカーですが、全てを記憶し過去を巻き戻すその能力だけでは決して事件を解明する事は出来ません。巻き戻した記憶の中の手掛かりに気付く事が出来るからこそデッカーが優秀であると言えます。しかしデッカーがその能力ゆえに欠落している人間らしい感情。それがチームの面々との協力や、真相を一緒に解明しようと行動を共にするマーズとの友情によって徐々に人間味が増してくる姿が印象的でした。事件の真相の一部は予想されますが、その背後にあった人種問や死刑制度、そして親子関係など盛沢山でありながらも一気読み!続編希望!2020/10/21

しましまこ

32
元死刑囚の両親は…そう来たか。面白くて一気読み。ラストもこれまたいいんだ。完全記憶と共感覚ってもっと超人的な主人公を予想してたんだが、良い意味で裏切られたよ。早く前作届かんかな。2018/06/16

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