感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
80
前作があたしの中では本当につまらなかったので郷内さんはもういいかな〜と思っていたけど、やっぱり見つけたら読んでしまう。心霊スポット巡りは全く興味ないけども、ホラー本は大好きなのでツケが回って来ないといいな。2019/06/03
HANA
70
実話怪談集。著者の場合、文章が淡々として起こった出来事をぽんと置いておくような印象を受ける。話の内容的にも起きている出来事がこちらも割と淡々としているので、何となく引っ掛かりが無いようにも感じられた。最近実話怪談の主流となっている奇妙な話系って、常にこういう危険性を孕んでいるものなのかなあ。読み過ぎた弊害もあるかもしれないけど。面白かった所は、やっぱり「エケコ人形」のアレが挙げられる。怪談とはちょっと違うけど、こういうビジュアル的に驚かされるのも悪くはない。でもやはり全体的にあっさり目だったのが少し残念。2018/04/03
眠る山猫屋
52
ハニワになつかれたり、蝉に助けられたり。一番怖かったのは、序文かも。怪異は、見えない感じない人でも、貰い事故は有り得るんだよって・・・。これは怖い考え方だ。2018/12/12
鈴
47
Kindle無料。郷内さんが読み放題に入ってた!ラッキー♪郷内さんの体験よりは、ほとんどが聞いた話を集めたもの。怖い話として聞くと大した怖さではないんだけど、自分が実際体験したら怖いだろうなぁー。助けてくれたセミと、復讐してきたザリガニが印象深かった。2018/08/05
あたびー
46
実話系の怪談を愉しむと言うのは実に身勝手な娯楽だとは思う。愉しんで読みながら、その実自分の身にそんなことが起こってしまうのは、絶対避けたいと思っているからだ。今回は、霊感がないと思っている人でも安心はできないと言うエピソードが集めてあるということだ。こんな目には絶対会いたくないのだけれど、現象はバリエーションに富んでいて読むほどに興味をそそられる。表題「双子宿」は、著者が自ら体験した、温泉宿でのイヤな怪異。宿泊施設に双子の少女が出るといえばオーバールックホテルだけれど、こっちのほうが更にイヤだ。2021/03/10
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- 和書
- 死の極寒戦線 二見文庫