出版社内容情報
麻雀で判断に困った時、どちらを選べば良いかを統計データから導き出してくれる本!初心者でも簡単です!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nbhd
13
この春に、あたらしく同僚になったデータサイエンティストの方に、何がきっかけでデータサイエンスに興味を持ったのですか?とたずねたところ、「学生時代に麻雀にハマったから」と返ってきて、オススメされたのがこの本。同僚によると、麻雀はつまるところ「得点の期待値計算」なのだそうです。ヒトは目先の選択、意思決定において、「ひとまず、損がないこと」に目を奪われがちで、長期的利益をもたらす統計的な判断をおろそかにしてしまう。麻雀にも同じ事態がママあるわけで。つまりは、状況に揺り動かされるな!というメッセージを受け取った。2025/04/03
烟々羅
2
プレイヤーが状況をみて「この状況ならば立直しても和了れる」と根拠あって立直したときの成功率は無論に高い。 ネット麻雀からその牌譜を集計して「◯◯な聴牌は立直したときの成功率が高い」「よって◯◯なときは常に立直するのが統計的に得である」と説いちゃったのが本書。 あの時代だから仕方ないとか、本にしてまとめて引用する人が多数出るようになって初めてツッコミがはいった、批判はあと知恵に過ぎないといった状況もあるが。統計って難しいのだ。2025/03/14
book_stock
1
東大卒の麻雀研究者による麻雀戦術本! データに基づいているので信憑性高し!! 知らなかったことがたくさんあったから良かった。 例えば、リーチ者の最初の捨て牌の外側切るなど。 麻雀ちょっとはやったことある人にオススメ2017/10/26
タケミチ
0
手牌表記が、同じページの中で横向き縦向きと混在しているのが非常に読みづらかった。ただ、データは素晴らしい。各局・各持ち点における和了価値指標や、各牌の順目別危険度など、読み込んでいきたいデータが多々収められている。2017/10/13
ふじお
0
全ての戦術に統計データの根拠があるため納得できる。特にベタオリの危険度はそのまま実践に使え、モロヒより無筋1,9の方が安全というデータは目新しかった。また和了価値指標という考え方により、局収支だけではなく半荘を通じての押し引きに言及しているのも興味深い。まだまだ伸びしろの多いジャンルだと思うので、今後続編や他の著者が現れることに期待したい。2017/08/20
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