出版社内容情報
清く正しい文武両道の精神で学問と野球の両立に取り組み、進学と甲子園を真剣に目指す屈指の公立進学校6校の野球を徹底紹介!
内容説明
最激戦区で強豪私学に挑む!東京、神奈川、大阪、愛知、北海道。大都市圏の名門公立進学校6校!ドラフト1位候補の東大生まで輩出した指導・育成法の秘密とは?シリーズ第2弾。
目次
第1限 神奈川県立湘南高等学校―Always do what you are afraid to.最も困難な道に挑戦せよ
第2限 大阪府立北野高等学校―六稜魂・全人教育
第3限 北海道札幌南高等学校―堅忍不抜・自主自律
第4限 愛知県立刈谷高等学校―質実剛健・未来を切り拓く力
第5限 東京都立国立高等学校―清く・正しく・朗らかに
補講 大阪府立三国丘高等学校―自主自立・文武両道・切磋琢磨
著者等紹介
松永多佳倫[マツナガタカリン]
1968年生。岐阜県大垣市出身。琉球大学卒。現在、琉球大学大学院人文社会科学研究科在学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鳥義賊
3
同じ著者の「偏差値70からの甲子園」と併せて読みました。両方とも面白かったんですが、甲子園や神宮を神聖視するブランド主義に引っ掛かるところも。この手の学校を優遇するセンバツの21世紀枠って、普通の学校からすれば不公平なのでは。入れ替え戦のある東都で一部にいるならわかるけど、連敗記録を更新しても六大学で注目を受けられる東大野球部って、他大学からはどう思われているのかな。開成高校には筋トレとバッティング練習に集中させる独自のスタイルがあるそうだけど、精神論ばかりでそういう話は紹介されていなかったな。とか。2017/08/14
SU
2
やはり国立高校の章が印象深い。そして、最後に大学の部活の先輩の名前が出た来たのに驚きました。2018/03/04
fs_htnk
1
馴染みのある人が出たところ(湘南)、近くにあるところ(札幌南)、この2校が取り上げられていることが、前作『偏差値70からの甲子園』を読んでない中で先に読む動機にはなったんだけども、作者の言いたいことは「おわりに」に集約されているというか、むしろ「おわりに」で書いたことを確信するために取材したんだろうな、と思った。2018/04/05
MATSU231
1
湘南、北野、札幌南、刈谷、国立、三国ヶ丘という進学校の野球部に取材したルポ。最後の特別寄稿の三国ヶ丘は何? 意味不明な内容でいらないよ。2018/02/02
dhaka
1
取り上げられる選手達は皆好感の持てる模範的生徒。これこそがまさに文武両道だが、なかなか文武両道で甲子園に行くのは難しいし、結局どの選手も甲子園を目指す所で止まっていて野球については残念ながら中途半端感は否めない。 いつか目指すのではなくて本気で甲子園を狙える位置にいながら最高学府にどんどん入学する様な漫画の様なチームが出てきてもらいたいものだ。2017/12/31