竹書房文庫
聖なるメシアの遺産(レガシー)〈上〉―クリス・ブロンソンの黙示録〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 246p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801909434
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

イギリスはサフォーク州の由緒ある館の当主オリバー・カーファクスが、謎の死を遂げた。彼が遺した膨大な遺物の調査のために大英博物館から派遣された学芸員のアンジェラ・ルイスだったが、何者かが館に侵入した形跡を発見し、現役刑事である元夫のクリス・ブロンソンに夜間警備の応援を要請する。するとその夜、早速謎の侵入者が…。実はオリバー・カーファクスは生前、“世界の宝”と呼ばれる二千年前の神秘の存在を探し続け、その重大な手がかりがこの館に残されているのだという。彼の死もまた、同じく“世界の宝”を狙う別の誰かの仕業だったのだ。その大いなる歴史的真価を追究すべく、ブロンソンとアンジェラは“世界の宝”を探すことを決意するのだが、それは世界のすべてを覆す可能性を秘めた、世にも危険な旅の始まりだった―。

著者等紹介

ベッカー,ジェームズ[ベッカー,ジェームズ] [Becker,James]
イギリス海軍艦隊航空隊に20年以上所属し、フォークランド紛争をはじめ、イエメン、北アイルランド、ロシアなど世界のさまざまな国・地域で主に秘密作戦に従事する。退役後、作家活動を開始し、他にもジェームズ・バリントン、マックス・アダムズ、ジャック・スティールなどのペンネームで次々と小説を刊行。長い軍隊経験に裏打ちされたリアリティと迫力に満ちたアクション・シーン、そして主にキリスト教の秘密にまつわる古代・中世史への該博な知識に基づいたミステリーに定評がある

荻野融[オギノトオル]
翻訳者。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

RIN

18
イギリスの刑事クリスと元妻で大英博物館に努めるアンジェラの世界を股にかけた毎度命がけの宝探しシリーズ第3弾。今度は世界を変えると言われる2000年前だかの箱探し。相変わらずアンジェラは専門外のことなのに野心満々だし、クリスは「そんなに休んで警察は大丈夫?」ってくらいアンジェラの用心棒職に粉骨砕身。とりあえずは、ロンドン→イタリア→エジプトへ。2019/05/29

TheWho

16
ロンドン警視庁の刑事と大英博物館学芸員の元妻を主人公に、二人が巻き込まれる歴史の謎が絡んだ殺人事件を描いた宗教歴史ミステリー「クリス・ブロンソンの黙示録」シリーズ第3弾の上巻で、シリーズ前巻読了後に嵌ってしまい手に取った作品。没落貴族が殺害され、その遺物の調査で館を訪れた元妻が遺物盗難を気付き元夫に警備を要請した事で二人は、2千年前に隠された「世界の宝」と呼ばれた遺物を探す抗争に巻き込まれる物語。相変わずの凄惨な事件の様相と歴史の謎の究明が絡み合い緊張感で一気読みであった。下巻の展開が楽しみです。2017/07/25

Humpty

0
読了。このシリーズは初めて手にとったが、思ったよりも普通だった。もっとダンブラウンのような危機迫る歴史ミステリーを期待したのだけど。悪者が追い求める宝の価値がイマイチ理解できないからかもしれない。つまるところ主人公サイド(警察官の夫と学芸員の妻という組み合わせ)も魅力的にうつらず普通の凡人。何かに秀でており力や知恵を発揮してくれるでもなく。話のテーマである宝やあまつさえ登場人物にすら魅力を感じないって…これ。(汗)下巻買ってあるけどどうしようか…。あ、エジプトにきてようやく面白くなってきたかも、うん。2020/05/04

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