内容説明
ルネ・ハートがメイソン・ケインの情報を集めている頃、メイソンもまたバーンズ大佐の真の目的を探ろうとしていた。あらゆる手段を使い真実に近づいていたメイソンだったが、CIAに捕えられ、バーンズを止めるためにアメリカ軍に協力することを求められる。選択の余地がないメイソンはルネと共にバーンズの行方を追うが、その影に巨大な陰謀が蠢いていることに気づく。やがてメイソンは背中を預けられる、ひとりの兵士としてルネを信頼するようになっていく。幾多の困難を乗り越え、シリアでの最終決戦に向かうメイソンとルネを待ち受ける運命は―。『アメリカン・スナイパー』の著者もそのリアルさを絶賛した本格軍事小説!
著者等紹介
フッド,ジョシュア[フッド,ジョシュア] [Hood,Joshua]
メンフィス大学卒業後、軍隊に入り第82空挺師団でパラシュート歩兵連隊隊長を5年間務める。イラクやアフガニスタンへ派遣された経験を経て、現在はテネシー州メンフィスにてSWAT所属。『殲滅の銃火―サーチ&デストロイ』がデビュー作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かんとり
4
記録に残らない掃討作戦を行う特殊部隊チーム、モラルの無くなったチームから外れた主人公は、 政府内部の黒幕から排除命令を受ける。 過激派との対決、元同僚、イカレた指揮官との対決、味方につけたリビアの元工作員と友情。 敵味方が混沌無秩序な市街戦は迫力超弩級、シビレました。 物語は完結していないので続巻希望、ですな。 2020/03/04
tai65
3
星4つ2020/09/09
電撃チャック
2
女兵士ルネ・ハートが超クールな軍事小説シリーズ第一弾。シリア市街戦がド迫力!これが売れないと次作が恐らく翻訳されないので、みんな買って下さい!超面白いっすよ!2017/01/15
P-man
1
うーん、結局色々な問題は放置されて次に続く感じか。それと翻訳化の弊害かもしれないが、視点が頻繁に変わって読みにくいと感じたのは自分だけだろうか。2017/03/16
nur1202
0
(上下巻共通) シリーズものの一作目にありがちな、設定だけあれこれ語っているような、そんな作品。 アクションもしっかりしているし、お話としても面白いんだけれど、オチが次作に続くって感じですっきりしないのがどうも。 帯やタイトルから想像したより話がごちゃごちゃしているので、すっきりしたアクションものが読みたい人に薦めるにはちょっと微妙ですね。 一応、次作にこそ期待ということで。 2017/01/22