骨董通りの幽霊省

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  • サイズ B6判/ページ数 318p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784801909199
  • NDC分類 K933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

イギリスの政府機関“幽霊省”に雇われた小学生の男女が、幽霊探しのアルバイト!?

内容説明

幽霊省は幽霊がいるか調べるお役所だが、あと3か月で見つけないと取りつぶされてしまう。そこで幽霊探しのアルバイトを募集するが…!?

著者等紹介

シアラー,アレックス[シアラー,アレックス] [Shearer,Alex]
イギリスの作家。1949年生まれ。テレビ、映画、舞台、ラジオ劇の脚本などを書いた後、小説家に。イギリスのサマセット州に家族と在住

金原瑞人[カネハラミズヒト]
翻訳家。法政大学教授

西本かおる[ニシモトカオル]
東京外国語大学外国語学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hirune

48
読者の私がうっかり一緒に居眠りしそうになるくらいのんびり ひっそり存在していた幽霊省、経費削減省に目をつけられて 3ヶ月の期限内に幽霊を見つけないと廃止の憂き目を見る存亡の危機に。幽霊を見やすい男女の子供のゴーストバスターを雇って幽霊探しのドタバタ騒動が巻き起こり…途中から仕掛けはわかってきちゃったけど、ユーモアの細工を効かせつつ ちょっと哀愁も漂う ほっこり優しい結末が待っていました😄2019/01/11

美紀ちゃん

30
アレックス・シアラー大好き。この話は幽霊の話だけど怖くなかった。最後のオチにビックリ‼︎そうくるとは思わなかったので、笑った。2017/11/23

飛鳥

22
とっても面白かったです。世の中に幽霊が本当に存在するかを調査する幽霊省の4人の職員と一匹の猫は一日中ダラダラ居眠りしたり、クロスワードパズルをしたりと気儘に過ごしていたら経費削減部からビーストン氏が現れ、3ヵ月以内に幽霊を捕まえない幽霊省がなくなると脅されバイトの幽霊ハンターのクールでしっかり者のトラパンストとちょっと頼りないティムの二人組であの手この手の幽霊捜し。ラストが温かみがありのほほんとしていて良かったです。この作家さんの他の本も読んでみたい。2017/02/12

マツユキ

15
3ヶ月以内に幽霊を捕まえないと由緒ある幽霊省は廃止に。そこで、囮になる子供たちをアルバイトに雇うことになったが…。子供たち登場までが長く、会話もなかなか進まない独特のペースのある作品でした。なんとも不思議な職場、不思議な人々で、どういう事?でも、なんだか居心地が良い。大切な一緒にいられる事は幸運だ。手放しちゃいけない。素敵なゴースト・ストーリーでした。2024/01/01

クサナギ

15
シアラーの描く子どもたち+素敵な大人が大好き。でも今回はなかなか子どもが登場しない。幽霊の存在を信じ、探し求める怪しげな幽霊省の、風変わりな4人の職員。幽霊省の活動を税金の無駄遣いとし、幽霊省の廃止を求める、経費削減部のケチ男ビーストン氏。出だしが少しかたく感じましたが、子どもたちが登場するあたりから楽しくなっていきます。本物の幽霊を捕獲するために、大人より感受性の豊かな子どものアルバイトを募集する幽霊省。果たして幽霊はみつかるのか!?伏線がチラチラ。映画化してほしいなあ。2017/01/02

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