竹書房文庫<br> 平山夢明恐怖全集―怪奇心霊編〈5〉

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竹書房文庫
平山夢明恐怖全集―怪奇心霊編〈5〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 221p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784801909182
  • NDC分類 147
  • Cコード C0176

内容説明

「デルモンテ平山」名で三代目編著者として『「超」怖い話』を牽引してきたころの作品を、あますことなく収録した全集第五弾。恐怖ジャンキーたちに「これでもか」と言わんばかりに凄まじい怪談を提供してきた平山夢明。怪談を愛する全ての者たちに多大な影響を与えた数々のエビデンスが、この全集には生々しく刻み込まれている。現在もなおこのジャンルの頂点に立つ著者について、千街晶之が解説した「最前線で活躍する怪談実話作家の原点」も掲載。

著者等紹介

平山夢明[ヒラヤマユメアキ]
神奈川県川崎市生まれ。学生時代はホラー映画の自主制作に没頭した。一方「デルモンテ平山」名義で雑誌『週刊プレイボーイ』でビデオ評論を手がける。1993年『新「超」怖い話』より本格的な執筆活動を開始。1996年『SINKER沈むもの』で小説家デビュー。2006年、短編「独白するユニバーサル横メルカトル」で日本推理作家協会賞短編賞、2010年『DINER』で日本冒険小説協会大賞、大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

60
実話怪談集。無人島で燃える焚火、飾ってはいけないものを付けたイヤリング、小学校時代のイジメの報い……あいも変わらず「嫌」な話が次から次へと畳み込むように襲ってくる。そのくせどの話も外れ無し。いやもうホント読んでいてダメージを受ける思いでした。特にこの巻での最高傑作「焚き火」の絶望感と来た日には。中には「四十九日」とか「100%」とか、文体による乾いた笑いを含むものもちらほらと散見され、この時代の著者が今の時代に直結している事を実感させるものもあった。やはり実話怪談は著者とも時代とも、共にあるものだなあ。2016/12/07

ach¡

43
何が楽しくて…クリぼっちで恐怖全集イッキ読みしてるかっつーとですね…昨日図書館の返却期限だった訳ですよ。他の予約本をお迎えに行ったら、一冊未返却ですね?予約が入っているので延長できませんって言うんですよ。イヤだなぁ…まだ読みたくねえなぁ…って、その時は「うげーめんどくせえ。正月明けまで持ち越すべ…」なんて悪魔が囁いたんですけど、でもよーく考えたら期限過ぎた上こんな世にも不吉な本持ったまま年跨ぎたくねえなぁ…て良心が呵責しましてねぇ。ふと読み始めたら怖さのレベル増してるし…さっさと返すことにした次第です。泣2016/12/24

澤水月

38
最高傑作「焚き火」、映画『リング』脚本の高橋洋もベストに挙げる。確立された特徴「妖しのモノもハードボイルドな方の平山語」という、今でも再現できる一言。著者は当時苦しかったというが前記高橋氏ほか他メディア人に多大な影響。題あえて言わぬがある話の超印象的な場面、昨15年大話題の映画の一場面がとても通じており鮮烈さ伝わっていたと感じる。シンチャン、当時歌舞伎町ホストが「俺の聞いた話」と語るのを早朝、蕎麦屋で横聞き嬉しかった。後に2度結婚した女優と噂…蕎麦といえば岡持ち怪談も傑作。「紫陽花」の焦燥も職業怪談の白眉2016/11/24

鬼灯の金魚草

24
怖い話は好きです、でも死刑囚の手みたいな形であるものは絶対に嫌!自分の犬が犠牲になって自分も危なくて、なおかつ両腕欲しかったなんていう人は頭オカシイ。お墓倒してはいけません!たとえOBの命令でも。2017/05/05

柊よつか

21
この時期は厳しかったと著者は仰るが、いやいや。それと感じさせない粒揃いの一冊。全巻通して一番好きな巻になるかも知れない。特に印象的な話は「紫陽花」「ゴミ」「死刑囚の手」「イヤリング」「水で死ぬ」戦争絡みの「人肉」「あちらでのこと」など。いずれも怪異だけでなく〈ヒトの行い〉にも目が向いてしまう話。怪異には〈人間の煮凝り〉のような側面があると思う。生きてる人間、生き終わった人間、生き千切れた人間、それらの土壌である生活、文化。〈ヒト〉が透けて見えるのが、実話怪談の楽しみでもあると、本書を読み改めて思う。コメ続2016/11/23

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