内容説明
MITに籍を置くジェレミーは、古代と現代―ふたつの「世界の七不思議」に奇妙な“パターン”があることを発見する。時代の異なるふたつの地図を重ねると、美しい二重螺旋を描くのだ。だが、このパターンから外れる構造物がふたつあった。この秘密に気づいたジェレミーは何者かの手で殺されてしまうが、謎を解く鍵をUSBメモリに忍び込ませていた。それを手にした双子の兄のジャックは答えを求め、コルコバードのキリスト像があるリオへと飛ぶ。そこで彼が見つけたのは、謎めいたピクトグラムが描かれた羊皮紙と精巧な歯車が詰め込まれたブロンズ製の蛇の頭だった…。『ソーシャル・ネットワーク』の著者が描く、人類の“起源”を辿る歴史冒険ミステリー!!
著者等紹介
メズリック,ベン[メズリック,ベン] [Mezrich,Ben]
アメリカ合衆国ニュージャージー州プリンストン生まれ。ニューヨーク在住。ハーバード大学卒業後に執筆業を志し、さまざまな職で日々をしのぎながら、処女作の『悪魔の遺伝子』(ハヤカワ文庫NV)でデビュー
田内志文[タウチシモン]
翻訳家、文筆家。スヌーカープレイヤーとしても活躍し、2006年スヌーカー・チーム世界選手権、2007年スヌーカーアジア選手権では日本代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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