内容説明
南シナ海を航海中のタンカー“ニアメ号”が何者かに襲われ、極秘会談中だったアメリカ合衆国国務長官アグネス・ロートンと中国・インドの外相二人が拉致される。事件の首謀者ラメランは“予言者の息子”と名乗り、外相らの身代金と政治犯の釈放を要求。期限まであと5日―大統領ロバート・サンドは周囲の反対を押し切り、元CIAきってのエージェント、ロビン・モナークをロートン救出の任務に抜擢する。モナークはバーネットらチームを召集する一方、中国・インドの工作員、ソン・ローアとバッシュと行動を共にすることになる。同じ頃、香港の犯罪組織“シン・トゥン”のボス、ムーン・ドラゴンは密かにモナークの動きを封じようとしていた…。フィリピン、ヴェトナム、タイ、マレーシア、香港、インドネシア―アジアを股にかけ、モナークの活躍が始まる!
著者等紹介
サリヴァン,マーク[サリヴァン,マーク] [Sullivan,Mark]
1994年に文壇デビューを果たした執筆生活二十年以上のベテラン。アメリカ、モンタナ州ボーズマン在住
渡辺周[ワタナベシュウ]
大分県生まれ。日本大学大学院で建築修士号、英イースト・アングリア大学大学院でフィルム・スタディーズ修士号を取得。英米文学翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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