内容説明
シリーズ初の短編集+分析ファイル!この組織はDARPAに実在する!?セイチャン、タッカー&ケイン、コワルスキが主人公のこれまで明かされなかった物語と“シグマフォース”の組織、隊員、敵、彼らが直面してきた事件等を記した、機密書類を収録!
著者等紹介
ロリンズ,ジェームズ[ロリンズ,ジェームズ] [Rollins,James]
1961年、イリノイ州生まれ。ミズーリ大学で獣医学の博士号を取得後、カリフォルニア州サクラメントで獣医を開業。1990年代後半から作家としての活動を始め、2004年に発表した『ウバールの悪魔』に登場した「シグマフォース」を、2005年の『マギの聖骨』から本格的にシリーズ化
桑田健[クワタタケシ]
1965年生まれ。東京外国語大学外国語学部英米語学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe
126
もう読み終わってしまった。イッキ読み。 短編集なのでもっと細かい時間の合間に読めば良かった。どうしても止められずついに最後まで。 短編集+シリーズ解説本だが、ただの解説本ではなく、シグマフォース新入隊員への現状説明という体裁なので盛り上がる。過去のシリーズのあらすじや、人物の背景を紹介するが、肝心な部分は■非公開■で伏字扱いになっており、ネタバレも巧みに回避した上で、ファンをニヤリとさせる。あくまでシグマフォース研究員という立場で書かれており、秘密を共有する仲間の気分が味わえる。 2015/11/06
KAZOO
104
「チンギスの陵墓」とほぼ一緒に発売されたようですが、この中にはそれは反映されていません。短編が3つ収められていて、今後長編が訳されることになる、タッカーとケイン(軍用犬)のシリーズも収められています。そのほか隊員のプロフィールや味方と敵、さらに過去の事件のあらましが掲載されています。途中からこのシリーズを読んでいる方はぜひ読まれるといいと思います。2015/11/05
イトノコ
30
アメリカ海軍のコワルスキは、シグマフォースの秘密作戦に巻き込まれる。焼却作戦が迫る島で、凶暴化したマンドリルを掻い潜り、ウイルスの抗体を探し出すことに。「コワルスキの恋」/各作品の幕間を描く短編3つと設定資料、過去作の総集編が一冊に。やっとネタバレの心配なく読むことができた。後半は流し読み、でももう一部の作品の筋が曖昧になってるなぁ。短編はそれぞれコワルスキ、セイチャン、タッカーを主人公としたもので、直近で「ギルドの系譜」を読んだせいか、タッカーの話が良かった。2023/11/26
み
26
ケインとコワルスキさん推しなので、楽しみました^ ^コワルスキさんの猿が苦手な理由が分かりました。そりゃ嫌いになるわね。2021/08/19
Richard Thornburg
22
感想:★★★★ 「コワルスキの恋」「セイチャンの首輪」「タッカーの相棒」なる短篇3篇と「<シグマフォース>ガイド」なるシリーズ第8弾『ギルドの系譜』までのおさらいとが半々くらいです。 読むタイミング的には『ギルドの系譜』を読んだ直後のほうがいいです。 ワタシは完全にタイミングを誤っちゃいました(笑) 残念ながら短篇3篇はKindleで既読だったので楽しさ半減でしたが、「<シグマフォース>ガイド」はなかなか楽しかったと思います。 2020/10/16