竹書房文庫<br> 怪談社 終の章―実話怪談師の恐怖譚

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竹書房文庫
怪談社 終の章―実話怪談師の恐怖譚

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  • サイズ 文庫判/ページ数 221p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801905061
  • NDC分類 147
  • Cコード C0176

内容説明

大阪十三に発足し、現在は東京四谷を拠点に活躍する怪談社。怪談師、紗那と紙舞、そして怪談を記録する書記、伊計翼による人気シリーズ最終刊。心臓を鷲掴みにされる実話の恐怖!実在する恐怖の語り手集団、十干シリーズ遂に完結!

目次

樹木
露天風呂

あったかい
先頭
御札
ミルク
ブラックレイン
墓から
暴力の夢〔ほか〕

著者等紹介

伊計翼[イケイタスク]
怪談社の書記。体験談の記録と書籍の執筆を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

133
怪談社の書記で職業が怪談師だという伊計翼(たすく)さんは初読み作家さんでしたが、中々に怖い話を書かれる達者な方だなと感服しましたね。どれもがショッキングな読み心地で若い才能とフレッシュさを感じましたね。『暴力の夢』夢の話。見知らぬ場所で時代劇に出て来るような村人達に囲まれ自分も同じ様な様子で、突然クワで後頭部を殴られる。彼が目を覚ますと祠があり無実の罪で殺された男の霊を鎮める物だった。『チャレンジ』心理カウンセラーが少女にアドバイスすると彼女は微笑んで走り出し窓ガラスを突き破って八階から飛び降り即死する。2020/07/11

HANA

46
実話怪談集。この人の書く随筆がいつの間にか怪談に変わり怪談がいつの間にか随筆に変わるようなそんな話が好きなのであるが、流石に一冊全てそのスタイルというのは無理があるのかオーソドックスな怪談集であった。書かれている内容もオーソドックス。何となく因果がはっきりしているというか理に落ちる話が多く、内容もオーソドックスであった。安心して読めるんだけど、著者の人柄のせいか嫌な感じを受けずちょっと喰い足りないような。中にはハートフルなストーリーもあるし。一度あの独特の随筆のような作風で一冊編んだのを読んでみたいなあ。2015/12/30

ラルル

29
怪談社の最終巻。今回は全体的にボケ控えめに感じました。が、怪談自体の内容は◎ 特にラストの2編は大満足です。続編、作るよね?期待しておりますよ2016/01/12

澤水月

24
最高に面白かったし怖かったし情も溢れてた。この方の漢字を開く表記のしかた好きなんだよな色気があり。真ん中の抵抗はすごい怖い。ジュゴン笑えるのにイイ。合掌は味わいあるなあ。ラスト二つの大ネタもよく、さすがシリーズ最終巻にふさわしい…終わらないでほしい…なぁ…?! ここ2ヶ月竹の三冊のうち1冊どうしても肌が合わずフラゲしてるのに1週間近く苦戦し他の読書や業務にまで影響及んだので敢えて一番に読んでみたらやっぱり一晩で読み終えまだ足りないと思えるよ…2015/10/28

かおりんご

18
ホラー。これで住んでる区の怪談社さんの本は全て読了。知ってる話はちらほらでしたが、そこそこ楽しめました。2020/07/24

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