出版社内容情報
人気の恐怖箱シリーズ最新刊。
内容説明
「坑怪」は同じ読みである「後悔」を掛けている。体験者たちの後悔、無念がテーマであると同時に、読まなければよかったと思うほどに凄絶な話ですよ、という意味だ。怪談ジャンキーの期待を裏切らぬ恐怖だけは詰めこんだ。それらはすべて本物、実際に起きた事象である。ゆえに安易なオチ=救いはないことをここでお断りしておく…。
目次
不感蒸散
もみじ
君だけに愛を
改築
遺品整理
猿達の沈黙
運び屋
穢獅子
大事な宝物
産廃〔ほか〕
著者等紹介
神沼三平太[カミヌマサンペイタ]
神奈川県出身。大学の講師として働く傍ら、趣味で実話怪談の蒐集を始めた。実話怪談コンテスト超‐1/2010年大会、稲川賞受賞。第8回ビーケーワン怪談大賞優秀賞受賞。2011年『恐怖箱臨怪』(竹書房文庫刊)にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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