内容説明
江戸時代前期、茶屋・角倉家などと並ぶ豪商だった長崎代官の末次家は、隠元隆〓、小堀遠州、金森宗和らと交流し、絶大な財力と権力を誇った。しかし「末次事件」で家は闕所となり、全財産を没収されてしまう。本書では全国と震撼させた「末次事件」の真相と、莫大な財産の全貌を明らかにする。
目次
第1部 末次事件と闕所御拂帳(長崎代官末次家について;史料に記された末次事件;闕所御拂帳について)
著者等紹介
永松実[ナガマツミノル]
1950年生まれ。元前長崎市歴史民俗資料館館長。かつて出島の発掘に関わり、また長崎くんちではテレビ解説などを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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