内容説明
商店は人生のるつぼ。bootな金物店主が口をすべらす35編。業界・京都・山科・歌謡・映画・文学・アート・商人の洗いざらい。
目次
第1章 金物業界のゆくえ―こんな業界に誰がした
第2章 山科はそっとしといてほしい―隠れ里のパラドクス
第3章 歌謡と金物―世は歌につれ金物とともに
第4章 映画と金物―銀幕に視る記号的金物
第5章 虚業と実業の背反―金物店主の視た文学・アート
第6章 金物店主雑考―在庫を枕に夢の中
著者等紹介
古川勝也[フルカワマサナリ]
昭和33(1958)年京都市生まれ。昭和56(1981)年京都産業大学法学部卒。平成5(1993)年大阪市内の商社勤務を経て三木屋金物店入社。平成8(1996)年三木屋金物店・三代目店主を継承し現在にいたる。平成7(1995)年より現代アーティストとして活動開始。個展、グループ展多数。山科三条街道商店街のキャラクターで京野菜の山科ナスをモチーフにしたゆるキャラ「もてなすくん」をはじめ、地元商店街振興のための「街道ねこ」「街道むかで」「四宮カレー」などデザイン・ワークも数多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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