内容説明
舞台では一人。独りで乗り越える精神力、目標達成力、思考力、表現力…未来を生き抜く力が身につく「美的情操教育」のススメ。母として、指導者として、育てたいのは先の見えない時代に、生き抜く力です。国際コンクール受賞者・音楽家など300名以上を輩出する人気音楽教室を運営し、自身も国際コンクール上位受賞。国内外で一流アーティストとの演奏活動を続けるピアニストの子育て論、教育論。
目次
これまでの活動、日本での音楽活動
子育てとの両立
音楽と子育て
頑張らない子育て、教えない指導
自己肯定感が身につくピアノのススメ
ピアノが上達する7つの方法
地頭を良くするピアノ脳トレ。90歳までピアノを弾こう
想像力を鍛えて創造力を向上させる
10代までにピアノを習うのと大人になってからの違い
ピアニストになったきっかけ
家事、育児、ピアニスト、先生…輝くヒミツ
ポーランドや海外での演奏経験談
演奏会で緊張しない方法
オーケストラとの演奏
コロナ禍での活動 逆境をプラスに
日本の音楽教育について
自立した子に育てたければ
著者等紹介
井筒響子[イズツキョウコ]
桐朋学園女子高等学校音楽科ピアノ専攻、同大学ピアノ専攻卒業。同大学ペダコジカルディプロマ(修士課程)を首席で修了。パリエコールノルマル音楽院、モーツァルテウム音楽院にて首席で演奏ディプロマ取得。在学中にピティナやピアノ教育連盟などの数々のコンクールでファイナルに入賞し、1994年から度々パリやオーストリアに往来G.ムニエ氏より大絶賛を受け、ヨーロッパにてリサイタルデビュー。1999年、家永オーディションに合格。家永音楽事務所に所属し日本でも活動開始し、津田ホール、オペラシティ、JTアートホール、浜離宮朝日ホールなど数々の主要ホールでコンサートをこなしてきた(音楽誌ショパン、ムジカノーヴァにて好評が掲載)。2001年渡米し数々のリサイタルや、米サンアンジェロ大学などで協奏曲と、USにも活動の幅を広げ、ビエンナルピノールト国際コンクール(N.Y.開催)最高位、審査員特別賞。万里の長城杯三位他、多数の国際コンクールで上位入賞。ピノールトHPニュースにて「世界に出ていく突出して光ったピアニスト」と掲載される。2014年とり毎年、米大使館コンサートに招待出演。ドイツのラジオにて好評を得る。2017年ブウァスチック指揮シレジア・フィルハーモニー管弦楽団と、フィルハーモニーホールにてピアノ協奏曲を共演し、ポーランドにもリサイタルの幅を広げる。A.ヤシンスキ(カトヴィツェ音楽院教授、ショパン国際コンクール審査員長)に、協奏曲演奏法を学ぶ。現在に至るまで、アメリカ全土(L.A.N.Y.フロリダ、サンアンジェロ等)をはじめ、ヨーロッパ各地で演奏活動。サンアンジェロ大学他大学の講座の講師や伴奏員を経て、動画サイト配信コンサートや、多数のコンクールや大学の伴奏、ソロや伴奏コンサート、講演、編曲、大使館コンサート客演など多岐に渡り活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。