内容説明
教員専門のキャリア支援をしてきたプロが豊富なワークと実例で教える転職の成功法則。
目次
序章 教員のキャリアに対する誤解
第1章 教員のキャリアを活かす人たち
第2章 教員のスキルを変換する
第3章 できないをできるかもに変えるためにほんとうにやりたいことを掘り下げる
第4章 ほんとうにやりたいことを明確にする
第5章 目標をつくる、行動計画を立てる
著者等紹介
新川紗世[アラカワサヨ]
Re‐Career株式会社代表取締役。1985年、静岡県生まれ。大学卒業後、私立高校の英語科講師を経て公立中学校の英語科教諭として勤務。担任業務や教科指導、生徒会担当など多くの仕事を担うが、11年目に心身の不調により退職。人生に悩むなかでメンターとなるコーチに出会い、初めてコーチングを受ける。自分も同じように悩める人の力になりたいと思い、教員・元教員を中心に延べ500名以上をコーチングしている。教員の強みやほんとうにやりたいことを見つけるためのコーチングプログラムを主宰。また、教育団体Growing-Ups for Childrenの代表理事として、メディアを立ち上げ、各種教育イベントを主催するなど積極的に啓蒙活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
香菜子(かなこ・Kanako)
11
やめたいかもと一度でも思ったら読む 教員の転職思考法。新川 紗世先生の著者。教員の給与水準は高いため転職後に同じ年収を維持するのは難しいとあるけれど多くの教員は自分の給与水準が高いなんて少しも思っていないと思う。対生徒対保護者対上司対同僚でストレスだらけで心身ともに疲弊して時間だってなかなか自由にならないのに給与水準は低いと思っている教員がきっと大部分。それでも子供たちの将来のために歯を食いしばっているのが教員。教員の給与水準を上げないと教員のなり手がどんどん減ってしまう。2025/08/11
はづきち
11
産休に入り、復職したら今以上に仕事と家庭の両立が難しそうなことに焦りを感じています。そんなとき見つけたこの本を読んでみました。 決して転職を勧めているわけではなく、自分が今までやってきたことや価値観を明確にして、転職するか教員を続けるかを決めようという内容。ワークの作業量はかなり多いのだけど、これを全てやり切ったら今まで知らなかった自分の内面を知ることができそうです。今はまだ1回読み通しただけ。やってきたことを書き出すSTEP1〜3は終わったので、次は人生の棚卸のワークに取り掛かります。2025/01/18
しんえい
5
思っていた以上に具体的な転職の手順について書かれてある本だった。最近のXでは教員についてのネガティブキャンペーンが連日行われていて辟易とする。教員は転職できないなどと言われているが、まぁぶっちゃけその通りである。転職できないというか、なんの資格も経験も持たない教員が転職できても年収は大きく下がるのである。それでもなお転職するということは、よほど何かやりたいことがあるのか、教員という職業に見切りをつけるか、そのどちらかである。個人的には、教員って結構楽しいと思うんだけどな。でも宝くじで7億当たったら辞める。2025/03/12
松村 英治
0
自己分析の方法を示した本。2025/05/06
まめ
0
【図書館】流し読み。序章が参考になった。教員の転職はやっぱり厳しい。年収が下がることが一番の問題。20代だったり、共働きでないと、なかなか乗り越えられない現実の壁。一章以降は、教員の転職というより、人生でやりたいことを見つけるワークのような内容だった。学校は目標だらけで、しかも達成できたかわからないあいまいな目標が多すぎる。一人の人間がそんなにたくさん目標達成できるわけがない笑。◎「こういう経験・スキルが御社のこういうところで活かせます」と具体的に問題解決できるアピール。2025/04/27
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