文体のひみつ―なぜあの人の文章はつい読んでしまうのか?

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文体のひみつ―なぜあの人の文章はつい読んでしまうのか?

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  • サイズ B40判/ページ数 320p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784801401624
  • NDC分類 816
  • Cコード C0295

出版社内容情報

※本書は2019年に刊行された『バズる文章教室』に加筆修正を施し、新たなコンセプトのもとで再編集したものです。



「伝わる文章」と「読まれる文章」は違う?

ニュースやSNS、メール、レビュー。
私たちは毎日、たくさんの文章を読んでいる。
…けれど、心に残る言葉はほんのわずか。
なぜ、特定の文章だけが記憶に残るのだろうか? 
その秘密は「文体」にあった!
本書は文芸評論家・三宅香帆が、「文体」という謎を読み解く一冊


【目次】

内容説明

そんな「仕掛け」があったとは!超一流の作家、ライター、インフルエンサーだけが知っている心をつかむ文章の技。人気文芸評論家が解き明かす、禁断の文芸オタク世界。

目次

1 惹きつける文体(良心的釣りモデル しいたけ.の誘引力 最初に意味不明な言葉を放り込む。;未解決疑問モデル 星野源の未熟力 問いを共有する。 ほか)
2 先を読みたくなる文体(5音9音ぶつ切りモデル 村上春樹の音感力 読みたくなるリズムを使う。;曖昧共感モデル かっぴーの弱気力 曖昧さを残す。 ほか)
3 説得力を生む文体(妄想上昇モデル 秋元康の裏切力 オチでひっくりかえす。;結末省略モデル 江戸小噺の小粋力 あえて、みなまで言わない。 ほか)
4 記憶に残る文体(片仮名強調モデル 俵万智の合図力 カタカナで注目させる。;共通言語投入モデル 松井玲奈の国民力 万人に通用する例を出す。 ほか)

著者等紹介

三宅香帆[ミヤケカホ]
文芸評論家。京都市立芸術大学非常勤講師。1994(平成6)年高知県出身。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程中退。主に文芸評論、社会批評などの分野で幅広く活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

のっち

15
☆☆☆ 本書は52の作家やインフルエンサーの文章を具体例に挙げつつ、書き手特有の文体について解説した1冊。一気に読んでしまうと、誰の文体がどの特徴かが混乱するので、事典のように使うと良いかも。抽象化してみると、ミステリ界の話になるが、ノックスの十戒やヴァン・ダインの二十則という、ミステリを書く上でのルールを破ったものの中から傑作が生まれたという逸話にリンクした。つまり、読点の打ち方や、ですます調とである調の混同、また接続詞を省いたりなど、ある種国語的ルールを破ることにより、その書き手の独自性が生まれる。2025/12/17

九曜紋

12
ついこのあいだまで、文章読本の類で、私が師と仰いでいたのは齋藤孝氏だった。あまりにも多作の齋藤氏をフォローしきれず、この分野は手付かずの状態が続いていたのだが、その間隙を突いて現れたのが、本作の著者・三宅香帆氏である。大学教授を本業とする齋藤氏のアプローチが基本的に学問的、アカデミックであるのに対し、文芸評論家の三宅氏はサブカルチャーをも交え、現代の世相を取り込みつつ、硬軟両面からのアプローチをしてくれているのが親しみやすい。とにかくかなりの文章を読み込んでいて知識の抽斗も多い。今後の活躍に期待。2025/12/13

spike

6
著者の本はずいぶん読み漁ってきたつもりだが、数少ないまだ読んでなかった本をベースに改題された本だった。さまざま文体を語る著者の嬉々として弾むような文体が一番印象的。Chapter 1 を中心に普段仕事で文書やメールを書くときにも役立ちそうな内容でもある(会社の月例会でコメントする内容の整理に使わせてもらった)。2025/12/16

ゆびわ

4
バズる文章教室の新書版。 まだ読んでないやつだったので購入。 三宅さんの視点はいつもすごいなあと思う。 というか、自分にはない視点を持っている人はみんなすごいと思う。 私は基本ここと日記と読書ノートでしか文章を書かないが、そこでも使えそうな技術がたくさん。 見られる意識はしてなかったけど、未来の自分が見るという意識で書いていきたいなあと思った。2025/12/11

aaboo

2
様々な著者の文章を紹介して、文体の解説をしているが、自分の文体は自分で見つけるしかないのだろう。2025/12/23

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