出版社内容情報
【180度、べたーっと開く製本で書きやすさ抜群です!】
金子みすゞの詩は、自然や動植物に対する深い愛情、それをいつくしむ心、子どもが持つ独特の感性、誰もがふとしたときに覚える一抹の寂しさといった感情を、みずみずしい言葉で表現しています。
金子みすゞが生きたのは、約100年ほど前のこと。それなのに、詩が描く情景は、今も私たちの心の中にあるように感じられるのです。
そうした風景を、金子みすゞの詩をなぞり書きながら思い出してはいかがでしょうか。きっとあなたの心と向き合う時間にもなるでしょう。
一筆ごとに、みすゞの詩の温かさを感じていただけたら幸いです。
内容説明
金子みすゞの詩の温かさが、一筆なぞるごとに深く感じられます。「こだまでしょうか、いいえ、誰でも。」胸に響く美しい言葉が心を清めてくれます。ページが180度開いて書きやすい!全30篇。
目次
私と小鳥と鈴と
大漁
不思議
積った雪
夜ふけの空
土と草
ばあやのお話
海へ
星とたんぽぽ
金魚のお墓
こだまでしょうか
土
夜なかの風
草原
お花だったら
ねがい
喧嘩のあと
春の朝
四月
麦藁編む子の唄〔ほか〕
著者等紹介
金子みすゞ[カネコミスズ]
1903~1930。山口県生まれ。早くから詩の才能を開花させ、西條八十から「若き童謡詩人の中の巨星」と賞賛されるも、自ら死を選び26歳でこの世を去る。没後しばらく作品が散逸していたが、1980年代に入り全集が出版され、再び注目を集めた
北村多加[キタムラタカ]
書道教室かなで組主宰。2016年に「子ども書道教室 ふたばの奏」、2017年にじっくりと文字と向き合う「大人の美文字講座」を開講。また、同年に教室名を「かなで組」に改名。明るく体育会系な気質を活かし、書道の楽しさ・可能性を広める活動として、書道パフォーマンスやロゴ作成も手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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