出版社内容情報
治療の進歩により、近年は「がんと共に生きる」という時代になりました。
ただその分、治療は長期・高額になる傾向があります。そのため、がんになった患者さんは「病気の心配ももちろんだけど、お金の心配も大きい」ということになってしまいます。
もし当事者になった時、どうすればいいのか?
FPとして多くの患者さんの相談に乗ってきた著者がくわしく解説します。
内容説明
がん治療において無視できない「お金の問題」。あなたにとってのベストな選択肢がわかります。
目次
序章 お金の問題は治療と並ぶ大問題
1章 時系列で見るがんの治療にかかるお金
2章 仕事を続けるための選択肢
3章 お金のかけかた・調整のしかた
4章 仕事の休み方
5章 治療が長期になってきたら
6章 相談のしかた
医療費の実例
著者等紹介
黒田ちはる[クロダチハル]
看護師FP。一般社団法人患者家計サポート協会代表理事。看護師、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP認定者。10年間、看護師としてがん患者やそのご家族のケアに携わる中で、経済的な負担が治療や生活に及ぼす影響を痛感し、ファイナンシャル・プランナー(FP)としての活動を開始。オンラインや病院でがん患者やご家族を対象とした医療費や家計管理の相談を行うとともに、がん治療とお金の講演や患者支援が行えるFPの育成研修、NHK「あさイチ」、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」などメディアを通じた情報発信にも取り組んでいる。2025年2月にはがん患者の経済的負担に関する実態調査を実施し、その結果をもとに高額療養費制度の課題や改善の可能性についても情報発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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