出版社内容情報
【新訳】これまで一度も訳されたことのない作品も収録
明治37年小泉八雲は亡くなりました。来年は没後100年に当たります。
八雲が死んだ年は日露戦争が始まった年でもあります。
それ以降の日本は、八雲が愛した多くのものを消し去って行きました。
八雲が愛した日本の心とは何だったのか?
無くしてしまった大事なものとは何なのか?
この本を読めば、それが分かります。
内容説明
小泉八雲がこよなく愛した120年前の日本。
目次
第1部 怪談・奇談(雪女;和解;耳なし芳一の話;食人鬼;ろくろ首 ほか)
第2部 小泉八雲が見た明治日本(蓬莱;停車場にて;きみ子;はる;お大の場合;赤い婚礼)
著者等紹介
和田久實[ワダヒサミツ]
1948年長野県生まれ。コロンビア大学大学院修士課程修了(英語教授法専攻)。英語個人塾「リセEPL」主宰の傍ら、塾生と共に、小泉八雲作品の翻訳を手掛けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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読書という航海の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
つきみ
6
朝ドラ「ばけばけ」の影響で、夏頃から小泉八雲を扱う書籍をたくさん見かけるようになりました。国語の教科書でしか読んだことのなかった八雲の作品をたくさん読むことができて、なかなか嬉しい一冊。第一部「怪談・奇談」第二部「小泉八雲が見た明治日本」という構成で、個人的には第二部が好みでした。日本という国を改めて見直すきっかけになる良作です。2025/10/17
よねよね
1
★★★☆☆小泉八雲2冊目(1冊目はまだ読み終わってない)小泉八雲記念館に行きたくて、予習。前書きと年譜で八雲についてちょっと知識が増えました。なんか、昔の日本の文化(?)のうち、きれいなとこを出されたような気がする。1冊目も早く読みきろう。2025/06/30