出版社内容情報
発明家のニコラ・テスラや数学者のジョン・フォン・ノイマン。彼らのように類い稀な才能をもち、偉大な業績をおさめながら、どこかで狂気を宿し、道を踏み外した科学者というのは少なくない。
本書ではこのような科学者を「マッドサイエンティスト」として、その33人の狂気をえぐりだす。
いわくつきの、いかがわしい科学者はもちろんのこと、子どもむけの科学図鑑でおなじみの偉人的な科学者もいる。マッドサイエンティストは、けして科学史の傍流に潜んでいるわけではないのだ。
「マッドサイエンティスト」というプリズムを通してみることで、一筋縄ではいかない、サイエンスの現実にふれていただければ幸いである。
内容説明
科学者33人の狂気をえぐりだす。発明家のニコラ・テスラや数学者のジョン・フォン・ノイマン。彼らのように類い稀な才能をもち、偉大な業績をおさめながら、どこかで狂気を宿し、道を踏み外した科学者というのは少なくない。本書ではこのような科学者を「マッドサイエンティスト」として、その33人の狂気をえぐりだす。いわくつきの、いかがわしい科学者はもちろんのこと、子どもむけの科学図鑑でおなじみの偉人的な科学者もいる。マッドサイエンティストは、けして科学史の傍流に潜んでいるわけではないのだ。「マッドサイエンティスト」というプリズムを通してみることで、一筋縄ではいかない、サイエンスの現実にふれていただければ幸いである。
目次
第1章 狂気を宿した科学者(処刑場に吊るされた遺骸を盗んでいた アンドレアス・ヴェサリウス;図形問題に没頭しすぎてローマ兵に殺された アルキメデス ほか)
第2章 抹殺された科学者(微積分の開発者の地位をニュートン派に強奪される ゴットフリート・ライプニッツ;手洗い消毒法の創始者、医学界から危険人物として追放される センメルヴェイス・イグナーツ ほか)
第3章 世の中を混乱させた科学者(観測データを盗用して天道説を打ち立てていた!? クラウディオス・プトレマイオス;アマチュアが発見したピルトダウン人は史上最大の捏造だった チャールズ・ドーソン ほか)
第4章 呪われた科学者(人間を恐れた天才は屋敷の家政婦とメモで交信する ヘンリー・キャベンディッシュ;ダーウィン派を黙らせるためサンバガエル実験を捏造した!? パウル・カンメラー ほか)
著者等紹介
沢辺有司[サワベユウジ]
フリーライター。横浜国立大学教育学部総合芸術学科卒業。在学中、アート・映画への哲学・思想的なアプローチを学ぶ。編集プロダクション勤務を経て渡仏。パリで思索に耽る一方、アート、旅、歴史、語学を中心に書籍、雑誌の執筆・編集に携わる。パリのカルチエ散歩マガジン『pi´eton(ぴえとん)』主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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