出版社内容情報
マンガやゲーム、ライトノベルなどのサブカルチャー
には、様々な「あるある」や「お約束」が存在している。
たとえば、「異世界もの」の男性主人公にはなぜか同性の友人がおらず、パーティーは女性ばかり。ファンタ―ジ―作品のヒロインやお姫様は何日旅をしても髪やメイクはキレイなまま。RPGゲームでパーティーに入るキャラに中高年女性はほぼおらず、殺し屋に殺害されるモブキャラは男性のみ。四天王の男女比はたいてい3:1で、任意参加型のデスゲームの参加者は男性が大多数……。
実は、これらの「あるある」「お約束」はユーザーの願望を反映したもの。その裏には、様々な心理の影響があるのです。
古今東西のマンガやアニメ、ゲームなどのサブカルチャー作品を分析、「あるある」「お約束」に隠された見えざるメッセージを解き明かす!
内容説明
『異世界もの』のパーティーは、なぜ主人公以外、全員女子なのか?「大金得られる系デスゲームの参加者は男だけ」「データ重視系キャラの勝率は0%」「殺されるモブキャラはほぼ男」「四天王の男女比は、いつも男3:女1」…“お約束”の人間心理を探るサブカル考察本!
目次
第1部 男性キャラクターにまつわる法則編(なぜ「異世界もの」の主人公には男友達がいないのか?;なぜ男性向けの漫画のタイトルには「最強」が入ることが本ッ当に多いのか?;なぜ「大金得られる系デスゲーム」を開催すると、参加者は男性ばかりなのか?;なぜ女性向けの「ジェンダー逆転もの」は、「既婚男性」が主人公になるのか?;なぜ「殺し屋」の男女比は割と整っているのに「殺される役」は男性に偏っているのか? ほか)
第2部 女性キャラクターにまつわる法則編(なぜ男性向け「異世界もの」の題名に「俺」がよく入るのに、女性向け作品の題名に「私」が入ることは少ないのか?;なぜ、男性向け漫画のヒロインは、「すっぴん」で何日旅しても髪がべたつかないのか?;なぜゲームのプレイヤーキャラクターは、男性の年齢は幅広いのに女性は若い層に集中しているのか?;なぜ女性向けの恋愛漫画で「別れ話」はよく出るが、男性向けの作品ではマレなのか?;なぜ漫画に出る「育児するパパ」が「乳幼児の世話」をするシーンは少ないのか? ほか)
著者等紹介
小林奨[コバヤシショウ]
東京生まれ。中央大学法学部卒業後、大手印刷会社に入社。在職中、心理学に興味を持ち、より専門的に学ぶために会社を退職。その後、都内の心理系大学院に進学し、交流分析をはじめ、様々な理論を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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