出版社内容情報
関ケ原の戦いに勝利した徳川家康が、江戸に幕府を開いてから約260年。徳川家の強固な支配体制のもと、日本にはかつてないほど平和な時代が訪れた。
時代劇や時代小説の影響もあってか、現代における江戸のイメージはすこぶる良い。「タイムマシーンがあったら、いってみたい」などと思っている人もいることだろう。
だが、本当に江戸時代はいい時代だったのか。江戸の人々は太平の世を漫喫していたのだろうか。
残念ながら、江戸の現実はそれほど甘くはない。
劣悪な衛生環境、病気になったら最後の低い医療レベル、度重なる飢饉に大火事、地震、火山の噴火……街には通り魔やスリがウヨウヨおり、人権完全無視の犯罪捜査や裁判が横行していた。
その過酷さは、「ご先祖さまはよくぞ、こんな時代を生き抜いた」と思わず手を合わせて拝みたくなるほど。
とにかく、ハチャメチャだった江戸時代。そのダークサイドに迫る!
内容説明
武士は借金まみれ、不倫女性は死刑?残酷非道な刑罰、恐怖の村八分、噴火で大混乱、殿様も貧乏生活、感染症が大流行、農村では間引きが横行、太平の世の恐ろしすぎる実態!
目次
第1章 武士はつらいよ(仇討ちは地獄への片道切符!;その場の空気で後追い自殺! ほか)
第2章 町民もつらいよ(反社会的勢力がウヨウヨ!;スリ&辻斬りが大量発生! ほか)
第3章 女性もつらいよ(恋愛や結婚の自由がゼロ!;不倫をするのも命がけ! ほか)
第4章 殿様もつらいよ(とにかく生活に自由がない!;殿様なのに質素倹約! ほか)
第5章 罪人もつらいよ(犯罪捜査が恐ろしすぎた!;司法制度が問題だらけ! ほか)
著者等紹介
水戸計[ミトケイ]
1980年生まれ。茨城県出身。夕刊紙社会部記者、エンタメニュースサイト記者、テレビ局ニュースサイト記者を経て、現在はフリーランスライターとして活動。著名人のインタビュー、歴史、社会事件、芸能、旅、グルメなど幅広く取材する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えっくん
めぐぼう
果てなき冒険たまこ
入江・ろばーと
-
- 電子書籍
- 人には聞けない!経済用語100
-
- 和書
- マンボウ家の思い出旅行