出版社内容情報
日本の城の実態は、「間取り図」を見ればよくわかる。
江戸時代の絵図や復元図を元にして、各城の注目ポイントを紹介。
天下人だからこそ実現できた豪華かつ堅牢な城、名城に施された仕掛けの数々、合戦における城の実力、城の経済面・生活面の影響などを、城を俯瞰しながらやさしく解説。城に秘められた驚きの仕掛けがわかる一冊。
内容説明
間取りから読み解く驚きの仕掛け。
目次
第1章 天下人たちの城の間取り(安土城(滋賀県) 高い防御力と見る者を圧倒する仕掛けの数々
岐阜城(岐阜県) 美濃の要衝を居城にして軍事・政治力を強化 ほか)
第2章 間取りから見る防御の工夫(彦根城(滋賀県) 巨大な溝で敵の侵入を阻む
松本城(長野県) 平時と戦時の構造が同居した国宝天守 ほか)
第3章 間取りから見る合戦(高天神城(静岡県) 中核が二つあると称された堅固な城
熊本城(熊本県) 西郷隆盛の攻撃を防いだ天下の名城 ほか)
第4章 間取りから見る経済・生活(小田原城(神奈川県) 秀吉の攻撃に備えて城下町ごと囲い込む
姫路城(兵庫県) 基幹道路を敷地に入れて交通路を掌握 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kanki
17
松本城は、豊臣&石川数正。徳川に対抗。水戸城は、城主がいないから、守りは簡素。平和だから徳川に配慮もある。五稜郭は未完成、弱点沢山。面白かった2026/01/22
あんこ
7
間取りというか、敷地の地図。自分が攻めるならここからこのルートで、とか妄想して遊ぶのもいいかも。同時に借りてきた「黒牢城」の有岡城が載ってたら参考にできたんだけど載ってなかった。2023/10/02
Asakura Arata
4
実際城に行く時の参考になる。現在の地図も合わせて掲載してくれるとわかりやすかった。少し誤植が多いなあ。2025/01/08
wang
2
城郭の縄張りを間取りととらえて、本丸の周りをどのように区割りを作るか、堀や塁壁、門・虎口などをどう配置するか。元々の地形や地理的配置、川などの存在、地政学的意味で全ての城は同一にならない。設計思想や戦のための城なのか、政治の場なのかなどでも変わってくる。軍学者が知恵を絞って作ったのに、弱点をしっかりつかれて落城してるのも面白い。間取りを見ながら、どう攻めるか、あるいは日常藩士たちがどう登城したのか、城主はどこで暮らしたのかなど想像することができる。城跡訪問時に持参すれば往時を偲ぶのに役立つだろう。2025/04/17
aoto
2
有名城の間取りを図でのせ、城としての防御機能を語ってくれる。例えば、駿府城。攻撃を受けやすい櫓を巨大にした、など、櫓への工夫がみられる。金沢城の兼六園と城のエピソードは、金沢が恭順を示してたことを示すよくあるエピソード。2023/09/01




