内容説明
旅行作家が見たウクライナ戦争。ウクライナ、ハンガリー、ポーランド、沿ドニエストル共和国、モルドバ、ラトビア、リトアニア、ルーマニア、ブルガリア…旧ソ連衛星国の日常や生活はどうなっているのか?
目次
第1章 戦時下の『ウクライナ』に行ってきた
第2章 31年ぶりの再訪『ハンガリー』
第3章 未承認国家『沿ドニエストル・モルドバ共和国』
第4章 もう1つのルーマニア人国家『モルドバ』
第5章 国が消滅した歴史を持つ『ポーランド』
第6章 独裁者の末路『ルーマニア』
第7章 かつての独裁者を懐古する『ブルガリア』
第8章 占領された歴史を持つ『ラトビア』
第9章 KGBによる支配を受けた『リトアニア』
著者等紹介
嵐よういち[アラシヨウイチ]
1969年生まれ。東京都杉並区出身。独身。20歳からイギリス、アメリカと留学(遊学?)して、その後、面白い写真を求めて海外を放浪する。90ヶ国以上を渡り歩く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ソバージュ
10
図書館本。コロナ後の旅行記。ウクライナの現状を知りたい方は物足なさを感じたり落胆されるかもしれないが、私は興味あるウクライナ周辺国、モルドバやルーマニアなどの情報や旅のスリル・楽しさを得られ、現在隣県にも出かけられない状況で旅に飢えているので、誠に有意義な時を過ごせました。著者は初読でしたが現実逃避には最適だと他書も読みたいと思います。2023/04/23
むさみか
4
タイトルは ばーんとウクライナですけど 周辺諸国のほうが 沢山ページがかけられてます 内容には不満はないですけど ウクライナメインでは ないかな でも周辺の状況とか ウクライナへの考え方とか 避難した人に 話を聞いているから 興味深いですよ 但し 著者はジャーナリストではないので 危険地帯にいくわけではないです ほぼ観光として 入国している と言う感じですので 今まさに 私たちが入国したら こんな感じなのかな というのが分かります2023/04/13
ちゃーりー
4
タイトルがややあざとい。副題どおり。➀ウクライナ、②ハンガリー、③沿ドニエストル・モルドバ共和国、④モルドバ、⑤ポーランド、⑥ルーマニア、⑦ブルガリア、⑧ラトビア、そして⑨リトアニアをめぐる旅行記。「俺が、、、」という文体は、あまり好きではありませんが、道中記として気楽に読むには役立っています。これら国々での博物館めぐりが、ロシアに対する国家観、国民感情を知り得るようで、興味深かったです。2023/04/08
しょうた
2
ウクライナ以外に他の東欧諸国や、沿ドニエストル等のややこしいところにも著者は訪れた旅行記。 ウクライナ西側のリビウはロシアとの戦地から離れて、ポーランドにも近いこともあって、警報は鳴り響くがそこまで切羽した雰囲気は伝わってこない。更にルーマニアから南ウクライナの田舎町にも日帰りで著者は訪れているが、戦場の国といった印象はまったくなく、旅行者も見受けられる雰囲気があって、ウクライナの中でも場所によって全然違う内情になってることを知れた。2023/08/13
funkypunkyempty
0
★★★☆2023/07/01