出版社内容情報
2018年5月、僕は大麻とコカインの所持・使用容疑で逮捕された。翌年の10月に言い渡された判決は、懲役3年。自伝本『悪党の詩』の出版や、新しい作品の準備を進めていた矢先のことだった。
正直食らったし、なぜこのタイミングでとも思ったが、リアルなラッパーとしてこの道を選んだ以上、最初から自分の運命やカルマに対して腹は括っていた。塀の中だろうが何だろうが、「ラッパーD・O」として間違いのないムーブをするだけのハナシだ。
収監中、僕は毎日欠かすことなく日記を付けた。不条理なバビロンのシステム、支えてくれた家族や仲間の存在、自分と向き合うなかで考えたこと――。僕が見て、感じた全てを余すことなく記したつもりだ。
日記は仲間がインターネット上で公開してくれ、たくさんのDOGGZから有難い声援やサポートもいただいた。この本は、そのブログを再編集してまとめたものだ。
僕が塀の中で転がしたひとつのアートとして、そして「ラッパーD・O」が次のステージに進むまでの記録として、DOGGZのみんなにはこの本を楽しんで欲しい。
コイツは俺の人生 諦めネェくたばるまで
内容説明
I’m backってハナシ!約2年の服役生活を全て収録。
目次
第1章 PRISON LIFEの始まり
第2章 怖ろしい場所への移送
第3章 一人前のPRISONER
第4章 収監から1年が経った
第5章 激動の2021年
第6章 間違いないムーブ
第7章 GET OUT OF PRISON
巻末対談(D.O×草下シンヤ)
著者等紹介
D.O[D.O]
特徴的なハイトーン・ボイスと粘りつくようなラップで異彩を放つハードコア・ラッパー。KAMINARI‐KAZOKU.のメンバーとしての活動を皮切りに、数々の客演をこなし、2006年、初のソロアルバム『JUST HUSTLIN’ NOW』をリリース。自身の結成したクルー・練マザファッカーはTV『リンカーン』にも抜擢され、お茶の間で人気を博し「DIS る」や「メーン」を世間に定着させた。映画『TOKYO TRIBE』出演や自身で原案した映画『HO―欲望の爪痕』のプロデュースなど活動は多岐にわたる。2018年5月に逮捕、2021年12月に出所。現在も精力的に活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
活字@れつだん先生
utsuken
ishida