内容説明
善良な一般市民を食い物にする、詐欺や悪質商法、カルト宗教といった地下経済。ワルたちがターゲットを巧みに操作し、大金を手にできている理由は、ワルたちが実践している「ウラのビジネステクニック」にあった。大勢の中から詐欺に最適なターゲットをピンポイントで選び出す、高度なマーケティング能力。ターゲットの心を丸裸にする会話術。そして、ターゲットの財布から大金を引き出す交渉術…。その黒いビジネステクニックの中には、オモテのビジネスで応用できるものもある。詐欺・悪徳商法アナリストの多田文明が地下経済の最新手口を解明。そこで使われている驚きのテクニックを明らかにする!
目次
「押し売り→押し買い」転向に学ぶ、腕利きワルの「手のひら返し術」
ターゲットから大金を引き出す詐欺師の「四則演算」とは?
なぜ賢いワルはボロ儲けの手口を次々に発案できるのか?
最後に必ず「うん」と言わせる敏腕ワルの「しりとり」勧誘術
なぜ知能犯ワルはこぼれ球をねじ込めるのか?
ワルは就活生を「アイドマ」で手込めにする
なぜ人は「ついでに」と言われると金を払うのか?
18億円詐欺のワルどもに学ぶ「自尊心」の捨て方
ワルが「拝啓」ではなく「前略」で荒稼ぎする理由
サプライズで一攫千金、第一印象が良すぎる人にはウラがある〔ほか〕
著者等紹介
多田文明[タダフミアキ]
ルポライター、キャッチセールス評論家、詐欺・悪質商法アナリスト。1965年北海道旭川市生まれ。日本大学法学部卒業。雑誌『ダ・カーポ』にて「誘われてフラフラ」の連載を担当。2週間に一度は勧誘されるという経験を生かしてキャッチセールス評論家になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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