内容説明
15年以上かけて過去200年にわたるデータを収集、分析。資本主義の矛盾と格差拡大のメカニズムを明らかにした1冊!
目次
1 「21世紀の資本」とは?
2 拡大し続ける格差を読み解く
3 経済成長と世界
4 現代社会の資本と所得
5 格差拡大への処方箋
6 ピケティと日本経済
著者等紹介
安田洋祐[ヤスダヨウスケ]
経済学者。大阪大学准教授。1980年東京都生まれ。2002年東京大学経済学部卒業。最優秀卒業論文に与えられる大内兵衛賞を受賞し、経済学部卒業生総代となる。2007年プリンストン大学よりPh.D.取得(経済学)。政策研究大学院大学助教授を経て、2014年4月から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たんたんx
11
一応(?)「21世紀の資本」も借りて来た。(笑) 素人判断ではあるけれど、ピケティが導き出した三つの式、r>g(資本の収益率>経済の成長率)、α=r×β(資本/分配率=資本収益率×資本/所得比率)、β=s÷g(資本/所得比率=貯蓄率÷成長率)を使えば、うまく経済格差の現状を説明できるように思える。提示されている多くのデータが妥当かどうかは、専門家ではない私達には判断できない。(でも、データを見るのは面白い) 本書の巻末にある日本経済についての解説は、著者の安田氏が付け加えたもののようだ。 →2016/08/30
ぼっちゃん
3
21世紀の資本は728ページもあるので、概要だけでもと思い読んで見た。2015/05/02
fam_rad
1
ちょっと正書は読む時間がないけれど、これだけ話題に上がっているので、少し垣間見ようと思って手にした。多くを求めてはダメ。なんとなく概念だけ掴みたかったけど、やっぱり頭に残らないだろうなぁ。2015/07/04
フロム
1
見易いのだが、読んだ後も分ったようなぁ、分ってないようなぁ、残尿感が凄い本。正直入門感が無い入門本。他の入門本がこの本とどうレベルの難しさなら正直ピケティはお手上げである。2015/06/07
Pontmercy
0
簡潔にまとめられていた。何度か読み返して確認したい。2015/09/03