感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TheWho
13
現職の高校教師で日本歴史評論の複数の著作を持つ筆者が語る、隣国韓国の通史とも云える歴史読本。本著は、朝鮮半島に伝わる建国神話から古代国家の成立、統一王朝の新羅、高麗、李氏朝鮮を経て日韓併合、戦後迄を対外紛争や内政を中心に解説している。建国神話では支那歴史書「魏書」から引用と書かれているが、「魏書」には檀君神話の記述は無いなど朝鮮歴史のスタートから欺瞞に満ち、随所に驚愕な朝鮮歴史の実像が、膨大な参考文献から浮かび出されている。哀しくも逞しい朝鮮の歴史を理解できる一冊です。2015/11/10
MORITA
0
(関わると)本当は怖ろしい韓国の歴史。建国神話からデタラメな韓国に関わった国がことごとく不幸になった歴史を見ると、距離を取って関わらないらないことが最良の対応としか考えられない。2017/07/11
papasan
0
世に憚る嫌韓論本や産経新聞の論調のようなヒステリックなものでもなく、朝日新聞のように自虐的な論調でもない。やや見下したように論じているがこれが彼の国の本性なのかもしれない。日韓の特に近現代の歴史を知るには良い本だ。2015/05/14