出版社内容情報
【目次】
内容説明
文学が膨大な文字の組み合わせにすぎないなら、作者という主体は言語の総体へと解消される―。古今東西の文学を渉猟し、引用やパロディを介して作品が作品を生成する営みを透徹した眼で見つめた博覧強記の作家は、その先に何を夢見たのか。文学の伝統を裏返し、書物をめぐる価値観を一変させ、虚構から現実を照射し、知の迷宮を駆け抜けた巨人の真髄に触れる。
目次
1 序 ホルヘ・ルイス・ボルヘスの生涯と作品
2(「アルゼンチン的なもの」の探究と普遍性への志向;「作者性」の彼方を見据えて;「球体」と「円環」のモチーフ―ボルヘスの作品における空間と時間;「不敬」の作法―ボルヘスにおける伝統の再創造;めくるめくエッセーの世界―『続審問』を中心に;ボルヘスと探偵小説;ペロン時代のボルヘスと政治的意趣返し;盲目の詩人ボルヘス;ラテンアメリカ文学から世界文学の地平へ)
著者等紹介
大西亮[オオニシマコト]
1969年、神奈川県に生まれる。神戸市外国語大学大学院博士課程修了、博士(文学)。現在、法政大学国際文化学部教授。専攻、ラテンアメリカ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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