内容説明
現代韓国に生くる人々の魂の響きがわれわれを揺さぶる!いま花開く韓国詩歌。韓国伝統の抒情詩型である「時調」のエッセンスを受け継ぐ四詩人の作品六四首を対訳で紹介。
目次
言葉の時間 四人の時調と翻訳の出会いと響き―前書きにかえて(安修賢)
時調文学の豊穣を垣間見る(堀田季何)
時調翻訳の美学と可能性―世界文学への歩み(藤本はな)
時調四歌仙作品集(時調四歌仙の扉を開く;孫澄鎬の時調;李〓の時調;卞鉉相の時調;鄭熙〓の時調)
時調ルネサンスと時調の在り方をめぐって(安修賢)
時間の翻訳、時調と人文学のコラボ―後書きにかえて(安修賢)
著者等紹介
安修賢[アンシュウケン]
1964年、大韓民国釜山市に生まれる。釜山カトリック大学人文学研究所学術研究教授・文学博士・文学評論家・文学翻訳家・漢詩人。釜山時調詩人協会副会長・国際時調協会評論翻訳委員長・釜山文人協会外国文学評論委員長・韓国俳句連盟事務総長・釜山市民図書館古文献執筆委員・釜山市文化委員会委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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