ロシア・中東欧のエコクリティシズム―スラヴ文学と環境問題の諸相

個数:

ロシア・中東欧のエコクリティシズム―スラヴ文学と環境問題の諸相

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月22日 03時23分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 368p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784801008533
  • NDC分類 989
  • Cコード C0098

出版社内容情報

 

内容説明

ポーランドの炭鉱、チェコの森、ウクライナの麦畑…ロシア・中東欧の厳しくも豊かな自然は、文学や絵画でどのように描かれているのか。国家や民族の問題が影を落とすロシア・中東欧文学を、地政学や文明論を超えたエコクリティシズムの観点から批評し、新たな読解の枠組を提示する。

目次

第一部 鉱山の光景(鉱山の記憶―カルヴィナーとヤーヒモフの事例;ポーランド、上シロンスク地域における「自然」としてのボタ山;神話の解体―「モラルの不安の映画」と炭鉱・労働・労働者;ワシーリー・グロスマンの短編『生』に見る労働者-炭鉱―自然の連帯の神話)
第二部 スラヴの森(「ボヘミアの森」の表象;ソ連時代のベラルーシの原生林とバイソンのイメージ;森で死者の声を聴く―現代ポーランド文学の事例から;森で目に見えない存在を聞く―ブルガリアの森をめぐる語りに関する試論;北の隣人たち―エコクリティシズムおよびポストコロニアリズムの視点から見たロシア北極圏先住民文学)
第三部 パストラル(ウィリアム・ワーズワスの描く英国湖水地方の自然と共同体―パストラル、エコロジー、ナショナル;移動派農村絵画におけるパストラル―“ライ麦畑”を起点にして;A・カズベギ「ぼくが羊飼いだった頃の話」におけるパストラルの諸相;幸田露伴の水都東京論―日本のパストラル受容の一つとして)

著者等紹介

小椋彩[オグラヒカル]
北海道大学大学院文学研究院准教授。専攻、ポーランド文学、ロシア文学

中村唯史[ナカムラタダシ]
京都大学大学院文学研究科教授。専攻、ロシア文学、ソ連文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品