内容説明
一九二一年にシュタイナーが医師や医学生を対象におこなった連続講義。現代医学の枠組みを補完し、人間存在を自我、アストラル体、エーテル体、物質体からなる全体的存在としてとらえなおすことで、より包括的な治療のための視点を示す。実際の症状を取り上げて人間有機体と宇宙全体との関係性から病気と健康を論じ、そこから治療に至る新たな認識を示すアントロポゾフィー医学を学ぶ上での最重要基礎文献。
目次
第1講
第2講
第3講
第4講
第5講
第6講
第7講
第8講
第9講
著者等紹介
シュタイナー,ルドルフ[シュタイナー,ルドルフ] [Steiner,Rudolf]
1861年、クラリエヴェック(現スロヴェニア領)に生まれ、1925年、ドルナッハ(スイス)に没した。1913/1923年、アントロポゾフィー協会を設立し、神秘学のみならず、教育、建築、医学、農業などの分野にも大きな業績を残した
小林國力[コバヤシコクリキ]
1956年、東京都に生まれる。医師。信州大学医学部卒業。アントロポゾフィー医師ゼミナール(ドイツ)修了。現在、相模原市の佐野川クリニック院長。日本アントロポゾフィー医学の医師会会員
福元晃[フクモトアキラ]
1972年、千葉県に生まれる。医師。日本医科大学医学部卒業。アントロポゾフィー医師ゼミナール(ドイツ)修了。現在、横浜市のなかがわ耳鼻咽喉科院長。日本アントロポゾフィー医学の医師会会員
中谷三恵子[ナカタニミエコ]
1955年、山口県に生まれる。シュトゥットガルト・オイリュトメウム(ドイツ)卒業。ペレドゥア・オイリュトミー療法士養成学院(イギリス)にてオイリュトミー療法士のディプロマを取得。日本各地でオイリュトミーを教え、また舞台活動をしつつ、アントロポゾフィーの講座も数多く持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 文蔵 2019.4