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内容説明
音楽史と文学史を越境する、多様なアプローチによる7つの鮮烈なオペラ論。
目次
バルザックの『十三人組物語』と『娼婦の栄光と悲惨』―オペラにおける借用から翻案まで
グランド・オペラとヴァーグナー―定型としてのグランド・オペラとマイヤベーアからの影響関係をめぐって
オペラ“ユダヤの女”の成立―台本作家ウジェーヌ・スクリーブをめぐって
第二帝政期のパリ社交界とオッフェンバックのオペレッタ―「時代」を笑う、「いま」を笑う
化粧部屋をめぐる「もう一つの」顛末―ラヴェル“スペインの時”とセノグラフィー
ポール・デュカス“アリアーヌと青ひげ”の神話論理的解釈―ヴァーグナーとレヴィ=ストロースの間で
音楽の方へ―エミール・ゾラと永井荷風におけるオペラの美学と象徴の哲学